『SDガンダム三国伝Brave Battle Warriors』第十一話「趙雲推参!」
第一感想
劉備はまさに主人公らしい主人公だなあ……と改めて再認識。
曹操のように軍団を率いているわけでもなく、孫家のように一家で軍団を形成しているわけでもないが、彼の不思議な魅力に惹かれ、侠達は集ってくる……。さすが、命を育むホンタイ……(結局そこか)!
以下感想。
趙雲推参。
呂布に倒された孫堅と入れ替わるように登場したのが趙雲。コミックスでは、第二部から。初めから公孫瓚軍の一員として登場するが、アニメでは袁紹軍の一人として登場。
孫一族を助けようとする劉備達を止める趙雲。その姿は、前回の紀霊のような侠を想像してしまうが、話してみると、劉備一行を止める理由は至極まとも。
連合軍においては、例え孫堅だろうと一兵と同じ。董卓を討ち、一日でも早く三璃紗と民に平和を取り戻すためには、命令の遂行を徹底し、軍規を保たねばならない。一兵士のスタンドプレイ等、もってのほか。と言う理屈だった。
感情に逸りがちな劉備達とは正反対に見えるクールな態度ではあるが、その根っこには、劉備達同様、三璃紗への熱い想いに溢れる侠であった。
その頃、袁紹は
趙雲が立派な部下ぶりを披露していると言うのに、袁紹はテンパるばかり。
弟の袁術も姿を消し、玉璽争奪レースに乗り遅れた事に焦るばかりの袁紹。絵に描いたような玉璽に目がくらんだ姿であった(笑)。
仲間の命のために
軍規を徹底させようとする趙雲。彼とあわや一触即発となった所で、劉備は龍帝剣を収める。
だが、「仲間の命を助けられずして、民の命を助けられるとは思えない」と、ホンタイズムフルスロットルで趙雲の説得を開始。趙雲、思わぬカウンターに胸キュンであるw
おまけに袁紹の攻撃から趙雲を助けて、その胸を鷲掴み! 尚香を無視して侠ばかり……。まったく、こんな所ばかり覇道を歩む侠である。
決戦の地へ
新たに趙雲を仲間に加え、決戦の地・郿宇城へ!
……って、それはいいとして、まさかその人数で行く気じゃないですか劉備さん!?
きっと、あれは勢いで、あの後、公孫瓚軍の編成をしたり何やらで忙しかったに違いない。多分。
次回は
いよいよ董卓との決戦も間近! 第一部は、綺麗に一クールで終わりそう?