三雲岳斗『ダンタリアンの書架(5)』

ダンタリアンの書架5 (角川スニーカー文庫)

ダンタリアンの書架5 (角川スニーカー文庫)

ダンタリアンの書架』五冊目。
 五巻は、ヒューイとダリアン意外のサブキャラに関連したエピソードが多かった一冊。
 カミラやジェシカと言ったサブキャラ達の活躍が充実し、さらに動物枠に猫のヒースが登場。
 幻書が世界に与える影響は、時間軸を超えるもの……と、ある意味『ドラえもん』化してきた感もあるが、ある意味SFファンタジーと言うか、魔術と科学はある所までは切り離せないもの、と言うのが三雲作品によくある流れなので、別にいいのか。
 そして、ラストのエピソードではヒューイ、ダリアン組に、ついに教授とラジエル組が接触
 メインキャラ、サブキャラとより充実してきたので、そろそろ大きな動きもおこりそう。とりあえず、教授組と焚書官組の接触からかな?
 コミカライズも二誌並行で始まり、長編もありそうな予感が、しないでもないような。