第47話「乗っ取られたファイアーフェニックス」
ストーリー
ミエ先生とひまわり学園の子ども達がファイアーフェニックスへと見学にやって来た。そこに超火災が起こり、タツヤ達は現場へ向かう。
しかしそれはジョウカエンの作戦であり、ジョウカエンの真の目的はファイアーフェニックスを乗っ取る事だった。
第一感想
ED空気読めええええええっ!!
いや、別に今に始まった事じゃないからいいけどね(笑)。
ついに『レスキューファイアー』も最終決戦と言う事で、シリアス度が俄然増して来ましたよ!
以下感想。
前回の続き
ツバサがかっこよく「爆鎮完了!」と決めたその裏で、ジョウカエンはファイアー1Xにやられていたのだった。え、ちょ、いつの間に(笑)。
しかも他の三幹部みたく、吹っ飛ばされて……。ジョウカエン、哀れ。
その上、どうもジョウカエンの体は長くもたないようで、頭の羽根がおっさんの毛髪の如くはらはらと……。いやああ、このままではジョウカエンがつるっぱげに!!
ま、幹部とは言え彗星になったりマグマに三週間も浸かってみたり、色々無茶やってたからなあ……。
ファイアーフェニックス見学
ファイアーフェニックスに見学にやって来た、ミエ先生とひまわり学園の子ども達。バレンタインの話の続きだから、ミエ先生と話をして、特別に見学コースをプレゼント。なんて流れなのかも知れない。
ここでミエ先生の婚約者が来ていないのは、ひまわり学園の校外学習にかこつけた「弟」タツヤのせめてもの抵抗です(笑)。
引率のお兄さんをこなしているタツヤの姿が、とても爽やかで印象的。タツヤは普段の調子が「ああ」だが、外から見るとかなりの出世頭的なポジションにいるのだと改めて実感したのだった。
タツヤの仲間評
- リツカ→怒らせると怖い
- ユウマ→関わんない方がいい
……事実だけに、酷いな(コラーッ!)。
引率の子ども達のプロポーズにドキドキするリツカは可愛いが、子ども達までタマちゃんを「宇宙一」とか持ち上げるユウマは、ほんとに関わらない方がいいなw
そして、シメのビークル見学はスカイチーム。さすが、仲間の事をよく分かっているタツヤの見学コースチョイスであった(ヲイ)。
ウカエンのターゲット
やっぱりファイアー4で吹いたw
乗っ取られたファイアーフェニックス
三幹部が超火災を起こして暴れまわっている間に、ジョウカエンがファイアーフェニックスを乗っ取ってしまった!
佐伯さんが奮闘するが、職員を逃がすだけで精一杯。しかし佐伯さんも言っていたが、ファイアーフェニックスは敵の侵入を容易に許し過ぎだよ!
侵入したジョウカエンは、相変わらずの性格の悪さを発揮しながら施設内を練り歩く。ミエ先生と子ども達を人質に。その上、大河隊長との人質交換に応じるフリをして、大河隊長まで人質に!
しっかり通路の向こうにまでジャカストを配置しているジョウカエンの性格の悪さにこっちまで涙目だよ!
奪われたレスキューツール
ジョウカエンにファイアーフェニックスを奪われ、要求を呑む他無いタツヤ達。
レスキューツールからビークルまで、そのすべてを持って行かれてしまうタツヤ達五人。この時の、逆転にノリノリの三幹部達がたまらない。
「念願の乗り物」とか、ウカエン調子に乗りすぎだろw
「心」と「道具」
今回のエピソードで重要な位置づけとなる「心」と「道具」。
超火災から人々を守る。例えツールが無くなり、スーツも無くなってしまったとしても、レスキューを続ける五人のレスキュー魂に動かされた人々。
そのレスキュー魂が、人々を動かし、助ける大きな力となる。道具はあくまで、その補佐に過ぎない。
一方で、ジョウカエンがツールを乗っ取れば世界中を火の海に変える事の出来る凶器に変わる。
「道具」では無く「心」が大事、と言うのはお約束だが、『レスキューファイアー』みたいな玩具メインの作品でそれを言わせると、俄然燃え度が違ってくる。
特に、タツヤと対照的なジョウカエンがいるだけに、それが顕著。
ジョウカエン、衝撃の事実
お気楽極楽、遊びのノリで超火災を引き起こす三幹部と違い、過剰なまでに人間を傷つけようとする意図を持って超火災を引き起こすジョウカエン。
その憎しみはどこから来るのか……。その事実の一端が、ついに明かされた。
実はジョウカエンは、かつて人間とジャカエンの間に立ち、話し合いで争いを解決しようとしてしたのだった。
現在の憎しみは、その思いを裏切られたから、であるらしい。まさか……まさか、ジョウカエンも昔はタツヤみたいな性格だったのか!? それはそれで……恐ろしいな(何)!
後、勇者とは実は親友で、敵味方であっても友情を育んでいたのに最後には戦いに……。なんてことだったら、それはそれで……いいな(ヲイ!)。