第32話「リツカもタジタジ 誇り高きガイアレオン」

ストーリー

 新たなビークル、ガイアレオンとコミュニケーションを取ろうとするタツヤ達。だがガイアレオンはタツヤ達の言う事を聞こうとしない。動物好きのリツカがコミュニケーションに挑むが、むしろ険悪な雰囲気に。
 そんな時、ジャカエンが住宅街で超火災を発生させるのだった。

第一感想

 遅れに遅れた『レスキューファイアー』感想。
 ガイアレオンは照れ屋さんと言う事が判明しました。
 え、そ、それでいいのー!? しかし、世界消防庁のAI開発技術って、凄いレベルに達してる……ッ!
 以下感想。

ガイアレオンとコミュニケーションを

 新たなビークル、ガイアレオンとそれぞれのやり方でコミュニケーションを試みるレスキューファイアー。
 タツヤの手作り表札、ユウマのもんじゃ。ツバサの「お手」等等、それぞれのやり方が微笑ましい。ジュンがもっぱらツッコミ役に回っているのも、適材適所だ(ツバサはボケだもんねえ、あれ)。
 そんなこんなで、動物好きのリツカにお鉢が回って来るのだが、そのやり方はコミュニケーションと言うより単なるにらみ合い(笑)。リツカのオーラが蛇って、何この超火災!?
 そして、ふっ飛ばされるばかりのQスケお兄ちゃんが哀れ。エクスドラゴンは、素直ないい子なのにね……。

どうでもいい事

 ユウマが妙にヨーヨー上手くて吹いたw
 でもドラマの本筋にまったく関係無いwww

リツカの挑戦

 タマちゃんみたく、可愛い「オンナノコ」にはなれないリツカ。タツヤ達は元より、世界消防庁職員の皆さまの目が痛い……ッ。
 多分職員の皆からすれば、「また現場組が妙な事やってるよ」ぐらいの事なんだろうが。

ウカエン、火炎魔人デビュー

 他の二人に遅れる事数か月。ようやくウカエンも火炎魔人になりました(笑)。まあ、ドンカエンの力をもらっていた頃も火炎魔人みたいなものだったのだが。
 ウカエンの巨大化した姿は、いつぞやのカッチュウエンを思い出させる標準的な人型の姿でちょっとビックリ。あれ? 何だかフツーにかっこよくありません?

エクスドラゴンロボ

 ちゃんとレスキュー現場で役に立っているエクスドラゴンロボにびっくり(ヲイ)。
 ちょっと不謹慎だが、ロボットがはしご車代わりにレスキューしてるってシチュエーションはいいなあ。掌に乗って助けられたい! と思ってしまった一幕。
 人型ビークル、と言う利点性が地味に活かされているシーンだなあ、と感心。でも、現実に人を乗せると縦揺れで大変な事になりそうだがw

本当のチームワーク

 現場に出場したものの、いきなりお座りして見物を決め込んだ!? と思われたガイアレオン。
 しかし、ファイアー3=リツカだけは、ガイアレオンの意図をちゃんと読み取り、行動していた。
 狭い住宅街で大型ビークルであるガイアレオンが動きまわれば、逆に被害が広がってしまう。ガイアレオンは自分が有効に動ける状況になるまで待機していただけ。だから、彼女はそのシチュエーションを作るべく、一人でジャカエンを広い場所まで誘導していたのだった。
 考えてみれば、ちゃんと最初に「エクスドラゴンよりも大きいのね」と伏線も張っていたし、「さすがリツカさん!」な1シーン。
 見るからに仲がいい、と言うわけではなく、レスキューのためにそれぞれが互いに出来る事をやる。それが、彼女の言う本当のチームワークなのだった。 
 ジャカスト引き連れ、ウカエンを無理やり働かせるジョウカエンだが、互いの信頼、と言う点では比べるまでもない。まあ、本人達が自分達の事を「悪の組織」って言ってるし、それは仕方がないかw

次回は

 何だろう、あのダンボール・ジャカスト(笑)。