第25話「立ち上がれタツヤ 新ビークルと共に」
ストーリー
もっと強くなりたいと焦り、一人特訓を続けるタツヤ。そんなある日、刑部長官から呼び出されたタツヤは突如薪割りを命じられる。しかもそれが出来るようになるまでは、とQスケも取り上げられてしまう。
そこに、再びウカエンとカッチュウエンが現れるのだった。
第一感想
刑部長官キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
相変わらずの男臭い存在感の凄さに圧倒された。これはもう、R0に着装するしかありませんぜ……?
以下感想。
タツヤ、特訓中
コメディ色も強い『トミカヒーロー』シリーズだが、訓練や特訓シーンはマジでやらせます! と言うモットーが見えるような気がするタツヤの特訓シーン。
「レスキューとは何か?」
「どうしてウカエンはあんなに強くなったのか?」
と、迷いや焦りの中、「強くなりたい!」と特訓を続けるタツヤだが、その姿からはむしろ自分の問題を直視したくない「逃げ」の態度が見えるような気もする。ああして特訓していれば、とりあえず自分の事を無視できるから〜と言った所か。
直司と飛鳥
前回登場した謎の考古学者・直司と飛鳥。その二人は、何と大河隊長の兄とその娘!
あ、あんな空気な隊長にあんな濃い兄貴が……!! まあ、納得である(コラァ!)。あのつけ髭、前回から何か胡散臭いと思っていたら案の定w
しかし直司よりも娘の飛鳥が有能と言うあたり、血のつながりを感じさせるw
かつての戦い
石板に刻まれていたのは、かつてのジャカエンと勇者の戦い。
明らかになったのは、ジャカエンにはジョウカエンと呼ばれる、三幹部よりも位の高い幹部が存在する、と言う事だった。
そんな! 今まであんなにデカイ顔していたのにまだ上司が(笑)! むしろ、これまでの上司がいなくなったために、あそこまでデカイ顔をできるようになったのかw
しかし、エジプトで活動していたとは……気候的にも、ジャカエンにはピッタリかw
薪割り修行
刑部長官の男臭い説教……! この重厚さがたまらんっ! やっぱり、演技している時の彼は最高です(ヲイ)!
再建・ひまわり学園
かつてウカエンに焼かれたひまわり学園。最初はかつての破壊ぶりに目をつむっていたタツヤだったが、目を開けるとそこには、以前よりも立派になった学園の姿があった。
学園の子ども達の笑顔から力をもらい、ついに薪割りを成功させたタツヤ。長官から新ビークルを預かり、カッチュウエンが暴れる現場へと出場する。
タツヤ自身が迷った時には、タツヤが守った人達が道を示してくれる――。『レスキューフォース』の輝と違い、恐ろしく未熟でうかつなタツヤだが、だからこそ、こういう人々との触れ合いが琴線に触れる。
ファイアー1VSウカエン
今度は杖もパワーアップし、ファイアー1との因縁の戦いに挑むウカエン。
しかし特訓と子ども達の笑顔でさらなるレスキュー魂を手に入れたタツヤにとって、現在のウカエンでも敵では無かった。
見事にウカエンを破ったファイアー1。だが、あの「場所を移そう」と無言で顎をしゃくるファイアー1は無駄にかっこよかったー……! そこで海岸と言う所に、ひそかなファイアー1の策略を感じる。いや、本人そういうの考えて無さそうではあるが。それに、ウカエンも波かぶっても平気そうだったしねw
杖を斬られてすごすご退散していくウカエンの姿に、「あ、いつも通りだ」とちょっとホッとしたのはここだけの秘密だ。
エクスドラゴン/エクスドラゴンロボ
新たなビークル、エクスドラゴン。これまでのビークルとは違い、レスキューメガホーンでの音声入力で操縦する、Qスケの弟分。まさにこれぞ、『レスキューファイアー』版・鉄人28号! よいも悪いもQスケ次第!
「Qスケの弟分」と言うが、「AI搭載型」の「人型レスキュービークル」と言うと、『レスキューフォース』で世界消防庁入りしたネオテーラの三馬鹿達を連想せざるを得ない(笑)。
なんかこう、無駄にあの三体が開発に関わっている姿が容易に想像できるようなできないような。あ、それを言うと、Qスケはアイツラの弟分、になるのだろうか(笑)。
次回は
ついにドンカエンとの決戦! 二クール目にして早くもラスボスだー!