第二十幕「海老折神変化」

 こちらも今週はストーリー抜きの短縮版で。
 以下感想。

はじめてのお使い

 誕生日ケーキのメッセージの注文のやり方とかイマイチ分かってないっぽい丈瑠にキュンッ! 殿、かわええ……!
 でも逆に、幼い頃から稽古と、志葉家焼き打ちからこっち、こういう誕生日を祝うだとか、そういう行事には縁が無かったのだろうと思うと……(涙)。
 とりあえず、「殿のはじめてのお使い」はDVD特典として映像化ですよね(ヲイ)?

今週のげどうけ

日本の夏、外道衆の夏

 夏も近づき、荒れる三途の川。『響鬼』世界同様、日本は夏になると魔性のものが活性化する季節であるらしい。この三途の川活性化が、劇場版のクサレ外道衆復活フラグ?

アヤカシ・ウタカサネ

 今週登場のアヤカシ・ウタカサネ。
 人間の魂を奪うアヤカシ。魂を奪われた人間は一日の間をおき死亡する。彼らを救うにはウタカサネを倒すしかないが、人間世界においては分裂して攻撃を回避し、大抵の場合、生身の人間が手出し出来ない三途の川に引きこもってしまう!
 魂を奪われた人間は元より、その身内の嘆きや恐怖を存分に引き出す、恐るべき外道である。

十臓と太夫

 ようやくドウコクの縛りから回復した十臓。二か月以上かかっての回復とは、いかにドウコクの縛りが強力なのか分かる。
 ことはの魂がウタカサネに喰われ、焦るシンケンジャーに十臓が教えた「生身で三途の川に入る方法」。それは、生きながらにして外道となる事だった。
 これまでの外道衆の外道ぶりを観ていると、生身の人間でどこまでやれば「外道」と認識されるのか想像するだに恐ろしい。
 しかし真に恐ろしいのは、十臓の語りのBGMが太夫の三味線である事! ちょwwwwあんたらどこまで深い仲なのwwwww
 ますますドウコクが怒り狂う様を連想させ、こちらも恐ろしい事しきりである。

源太と十臓

 どこぞの採掘場ですれ違う、源太と十臓。とりあえず、二人とも色々な意味で大物過ぎるwwwww

エビゾー、出陣!

 ことはを救うため、四人そろって外道に堕ちんとシンケンジャーが悲壮な覚悟を決めたその時、源太が打開策を持ってやって来る! こういう時、シリアスに寄らない源太は大きな救い。
 海老折神を完成させた事で、ウタカサネに打ち込んだ「海老」のモヂカラで三途の川からウタカサネを引きずり出し、同時に分身も防ぐと言う痛快展開がナイス。
 完成した海老折神は戦闘能力も高く、その上、変形したダイカイオーは、東西南北とフェイスチェンジで能力を変える万能侍巨人であった!
 ディスクの発想の活かし方なんかがシンケンジャーのそれとまったく違っていて、源太とスタッフさんの発想の妙に唸らされる事しきりのギミック。
 しかしこのギミックを見る限り、源太は、一人で家臣四人分の働きをするつもりだったのだろう。殿、敵からも味方からも愛されすぎだぜ……! 

大樹登場

『ディケイド』とのコラボ企画として、大樹が登場! 烏賊折神を盗んでいってしまう! って、お前モヂカラ無いから盗んでも意味がないだろwwwww

次回は

『ディケイド』のシンケンジャーの世界編とストーリーは並行しつつ? 千明父登場! 何かこう、凄く、千明の父親って感じです(笑)。