清家未森『身代わり伯爵の求婚』

身代わり伯爵の求婚 (角川ビーンズ文庫)

　大胆過ぎるスパイ大作戦の続き。
　タイトルの「求婚」通り、ついにリヒャルトがミレーユに求婚だ！　きゃ、きゃー！　き、キター！
　しかし、今頃になってミレーユがその求婚に応じる事の重さだとか何だとかに気がつくって一体どういうわけか(笑)。あーた、もう七冊目よ？　いや、この手の作品で、カップルがくっつくと言う事はこれすなわちシリーズ終了と言う事なのでさもありなん、って感じなのだが。
　いや、ミレーユなら、結婚後にも身代わり務めて男装しても、誰も怒らないと思うんだ(怒るよ)。