ときた洸一『機動戦士ガンダム00F(2)』
機動戦士ガンダム00F (2) (角川コミックス・エース 97-14)
- 作者: ときた洸一,千葉智宏(スタジオオルフェ),富野由悠季,矢立肇
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/10/25
- メディア: コミック
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第二巻ではファーストシーズンを終え、セカンドシーズンに。こちらのセカンドシーズンは、本編のファーストシーズンからセカンドシーズンまでの空白の四年間を埋めるストーリーとなっている。
本編のあのキャラから新キャラまで、続々登場!
以下感想。
ストーリー
第二巻はフォンの首輪が爆発したところからシタート。#F06〜#F07までがファーストシーズン。それ以降がセカンドシーズンとなる。
#F06「イオリア」
トレミー組とスローネ組とが激突したその頃、フォンが爆発から復活!
「自分で見て考える」
「そうして見えるモノが本当の世界だからな」
と変わらずのフォン。そんなフォンが新ににトランザムを獲得! アストレアに搭載された太陽炉は0ガンダムのものであるため、こちらもトランザムを使用可能になった。
ガンダム史上最凶の主人公に、ある意味最強の力が! ちなみに、この時からフォンは膝にハナヨを乗せて出撃(ホログラムだけど)する事がデフォルトに。い、いろんな意味で無敵(笑)!
#F07「ラストサポート」
フェレシュテによる、トレミークルー最後のサポートが描かれる。時間軸は、ファーストシーズン終了直後。
補給基地を巡って物資を確保。また、アレルヤが射出した太陽炉の確保など、後の本編セカンドシーズンに続く仕事をきっちりとやっているのだった。
しかし、フォンは物は確保してもマイスター個人を助ける事はしないし、ティエリアに対するハナヨの安易な救済も許さない。
「世界とどう向き合うかはてめぇで消める」
「それがガンダムマイスターだ」
とは厳しいが、まさにその通りだろう。そんなこんなで、アレルヤは「自分の尻も拭けないようなヤツはマイスターじゃない」と助けてもらえなかったw
しかしガンダムマイスターこそ助けなかったフォンだが、ひょんな事から我らが不死身のコーラサワーを助けていた事が判明する。コーラサワー。とことんおいしい男w
#F08「ヒクサー・フェルミ」
ここからセカンドシーズンに。道行く女性誰もが振り向く美形・ヒクサーであるが、そんな彼と一緒にいるのは猫耳尻尾、フェチな服装をしたロリ美少女ハヤナ。何と言うか、凄い構図だ(笑)。
このハヤナ、ハナヨそっくりの容姿をしているものの、性格は大違い! エキセントリックと言うか狂気を帯びた性格で、フェレシュテの基地に単独で乗り込み、ガンダムを奪取! もうガトーもびっくりです。
ちなみにサダルスードを操縦するヒクサーの膝にもハヤナが乗っていて、同じようにハナヨを膝に乗せているフォンと激突する事になる。
えーっと、容姿はイケメン。実力はピカイチ。ガンダムマイスターでその上、膝に美少女を乗せている……。これ、なんて勝ち組(笑)?
#F09「運命の輪舞」
このエピソードのメインは、やはり何と言ってもハヤナ、カムバック!
ハナヨの端末を引きちぎって踏み潰して高笑いする、ハヤナの弾けっぷりがすべて!