第5話「ママもカラスもみんながんばってる」
ストーリー
ゴミを漁るカラスに石をぶつけようとした少年・シンゴを注意したタツヤ。しかし悪いのはカラスだと言われ、戸惑ってしまう。
一方ジャカエンはキャンプ場に現れ、捕まえたカラスを火炎魔人に変えて超火災を発生させる。
第一感想
あれ? 思いもがけずいい話(笑)!
ユルいノリでいい話で、そこはかとなく『レスキューフォース』を思い出す。あっちもシリアスになり始めたのは二クールの初め頃からだったし、逆に言うとこんなユルい話は最初の方にしかできないのか。
しかし、幹部へのお仕置きはすでに拷問の領域に。早い、早すぎるよwww
以下感想。
レスキューアイ
『レスキューフォース』に続き、レスキューアイが登場。超災害同様、超火災もこいつがやっぱり探しているのか。
人間社会に染まりきった三幹部
それぞれのやり方で、ゴールデンウィークを満喫する三幹部に爆笑。お前ら、復活したばかりなのに人間社会に馴染むのが早すぎるよwwwww
案の定ドンカエンに怒られて超火災を発生させる事になるも、それぞれ「まだ休んでいたい」とジャンケンで決める始末。
五話目にして早くも「駄目だこいつら早く何とかしないと……!」
タツヤの着眼と行動
母親が急な仕事で休みが潰れてしまい、その鬱憤からゴミを漁るカラスに石を投げようとするシンゴ。
本人は「ゴミを漁るカラスが悪い」と言っているが、そうやって文句を言われない、言わせない理由をつけて他人に害を為す、と言う行為は、「仕方がない」を理由に約束を反故にした母親の行動そのもの。何と言うか、悪い連鎖はこうやってずっと続いて行くんだなぁ、と思った一幕。
それはさておき。
シンゴに注意したり、ゴミを自主的に片付けたり。シンゴが「暗い目」をしていた事に気がつくタツヤ。タツヤは発想や着眼点は鋭いものがあるが、しかし、それが行動となるとどうもチグハグ。「カラスの気持ち」を知るため、魚の骨まで喰らう! 生態について調べる! って、そりゃリツカも呆れる。
もうちょっと的確な行動が出来るようになれば、タツヤも一皮むけそうなのだが……。
ファイアー2大活躍
先週に引き続き、今週もファイアー2が大活躍! 専用ビークルも登場したので、江戸っ子補正でパワーアップ!
ファイナルレスキュー遠隔発動
ファイアー1がビークルから降りた状態でも、Qスケに指示する事でどうやらファイナルレスキューの発動が可能である事が今回の描写で明らかに。
AIによる承認制にした事で、よりレスキューの幅が広がっているようだ。
レスキューファイアーはレスキューフォースよりも実動メンバーの数が少ないので、こうやってAIに権限を持たせてそれを補っているのかも知れない。
命知らずのレスキューヒーロー
ドラゴンラダーでジャンプして、ブリザードバレットで火炎弾の軌道を逸らしファイアー3とシンゴを助ける!
ファイアー2からは相変わらず「命知らず」とおしかりを受けてしまったが、個人的に、初めてファイアー1がレスキューヒーローらしい所を見せたシーンだと思ったりw
輝と言いタツヤと言い、やっぱり『トミカヒーロー』シリーズの主人公は吶喊野郎ばかりだ。
ヒナの声
今回レスキューメガホーンで増幅された声は、シンゴ!……ではなく、火炎魔人にされたカラスのヒナの鳴き声。
「早く帰ってこい」「子ども達が待っている」
と言う「子ども」の本音が「母親」を助ける力になった……と言う所が、今回の話を「いい話」にしているポイントか。
そして大河隊長の「頑張れ」と言う囁き声にズキューン! 隊長が要所要所でいい所を持っていくぜ!
悟る少年
「ママもカラスもみんながんばってる」
そう悟ったシンゴは、仕事もほっぽり出して走って来た母親の大きな愛情を知るのだった。
ううむ、分かってはいるがいいシーンw
次回は
人間関係で超火災発生ー(笑)! しかし、またコイツラは下らない事で喧嘩してくれちゃってw