第七幕「舵木一本釣」
ストーリー
かつての戦いで使われた後行方知れずになっていた舵木折神が発見された。すぐに捕獲してディスクにつなぎとめなければならないが、そこに外道衆が現れる。
流ノ介は舵木折神捕獲を命じられ、その捕獲に向かうが……。
第一感想
丈瑠が相変わらず男前すぎる……!
ヤミオロロの毒にやられてもなお、人々を守るため戦うその雄姿! なおかつ流ノ介に余計なプレッシャーを与えぬように配慮するなど、まさに殿……!
兜折神の時にその弱さが描写されただけに、それもひとしお。
以下感想。
舵木一本釣り
先の戦いで行方不明になった舵木折神を捕獲するため、舵木一本釣りを敢行する流ノ介。
丈瑠が流ノ介に捕獲を命じたのは、流ノ介が「水」のモヂカラを持つ侍だからか。舵木折神とは相性がいい、と言う判断か?
モヂカラで釣り竿を実体化し、モジカラを巧く描写しているのもいいが、この釣り竿にディスクが装着できるギミックがついているのも面白い。
実際に商品化されたら、舵木折神一本釣り気分が味わえるかも?
ヤミオロロ
梅津秀行氏が凄いセリフいってらっしゃる(笑)。セリフだけ聞くとアヤカシと言うか単なる変質者だよ!
しかしその毒は凶悪で、「人間を苦しめる」と言う外道衆の目的を十二分にこなす凶悪なアヤカシだった。
朔太郎
かつての戦いの後、すべてを捨てて逃げていた黒子の一人。それが朔太郎。
かつての戦いは丈瑠の父の一件や戦力となる折神が行方不明になっている事などから、それが非常に過酷なものであった事が分かる。
そんな外道衆との戦いに参戦させられる事になった家臣の一人。それも使命に一番燃えている流ノ介に、
「侍としての忠義や使命感は親の刷り込み」「本人が決めた事では無い」
と朔太郎が言うのも、かつての戦いが彼の心に深い傷跡を残した証左と言える。
しかしそんな流ノ介だからこそ、今、丈瑠がどれほど苦しみをこらえているのかが分かる。そんな丈瑠の生き方に、命を預けられると思える。
最初こそ親からの刷り込みだったかも知れない侍としての生き方を、現在流ノ介は自分で選ぶ事が出来ている。
そんな流ノ介に心を揺さぶられ、再び黒子に戻った朔太郎。いいキャラなので、これからも顔出し出演して、陰に日向に流ノ介を支えていってほしいなぁ。
カジキシンケンオー
舵木折神を侍武装! してカジキシンケンオーに。そこはかとなく、ゲキシャークトージャを思い出させるシルエットですな(笑)。
そして必殺技の舵木一刀両断は、まさかのおじぎ斬りで大爆笑。侍、自由自在だ!
腑破十蔵
OPにも登場していた謎の外道衆・腑破十蔵がついに本編にも登場! まだまだ顔見せ程度だが、声は何と唐橋充氏!
これは顔見せ出演にも期待が持てる! と言うか、これでライダーシリーズ、ウルトラシリーズに続きスーパー戦隊シリーズと三連覇ですよ!
次回は
茉子の花嫁姿登場!……って、え(笑)?
そして薄皮太夫も出陣!