第47話「いそげレイ 親子のきずなを救え」

ストーリー

 レスキュー作業中、徹平と言う子どもを少年を保護したレイ。レイは防災訓練に出向いた小学校でたまたま徹平と再会する。母親とは死別し、父親とも擦れ違いが続き寂しい思いをしている徹平。親子のために、レイはマッハトレインの乗車券をプレゼントするが、そこで超災害が発生する。

第一感想

 こちらも遅れた浦島太郎状態の感想。しかし『レスキューフォース』はネタバレを踏んでも不思議と楽しめる……。どういうわけか。
 まぁ、それはそれとして。
 レイ、最近エピソードに恵まれてるな……!
 アニキ騒動(笑)からこっち、レイの単独エピソードが多い。ああ、これがアニキの魅力、と言う事なのか(ぇ)。
 以下感想。

辛い一人身

 いきなり寿里の自棄食いからスタートする『レスキューフォース』。友達が結婚した事に対し心穏やかではいられない寿里には、もう隊長でも手がつけられない(笑)。何だかんだ、いい職場だよね。
 しかしレスキューフォースに一人身が辛い、なんて繊細な事を思う奴はおらず、レイだって一人身に大した感慨はなさそうだ。それに、輝はレスキューを愛しているし(笑)。
 今回は寿里が結婚に対し、無駄にダークサイドに堕ちる姿が徹頭徹尾面白かったエピソードでもあったた。

燃える取説

 ズッケインが無くなり、クライシスメーカーを使って超災害を引き起こしているネオテーラ。しかしクライシスメーカーも中々やるもので、スーパーレスキューマックスを相手取っても互角の戦いを繰り広げる。
 しかし、三馬鹿が取説を燃やしてしまったせいで一時撤退となってしまう。も、燃える取説……! いいのか燃えちゃってw いや、燃えたものは仕方ないが、お前らこれでもアンドロイドなんだから、せめて脳内に取説ぐらいダウンロードしておけよ!
 この妙なアナログさが、クライシスメーカーの唯一の弱点か。

親子とレイ

 レイが現場で保護し、小学校の防災訓練で再会した徹平。母親とは死別し、父親は仕事で忙しい。そしてその父親自身も、息子と向き合う時間が取れなくて悩んでいる。
 そんな親子の絆をレスキューするため、食事作りからマッハトレインの乗車チケットプレゼントまで、自分にできる事を精いっぱいやるレイ。徹平が感じたように、この母親にも似た包容力が、実は、レイがアニキたる所以なのではないだろうか(笑)。
 少なくとも、輝や石黒隊長には無い家庭の匂いを感じる事だけは確かだ。

スタイリッシュじゃんけん

 マッハトレインの乗車券を賭けて、レイと寿里の壮絶なじゃんけん一騎討ちに吹いたwwww 何あのスタイリッシュじゃんけん! 
 レスキューザンバー、ゼロファイヤー等に続き、マッハトレインも本編に登場。こちらでも、世界を一周する夢の超特急列車、と言うスタンスは同様のようだ。当たり前ながら、駅名も劇場版と同じで細かい。

ネオテーラの妨害

 超災害によりパニックになる駅。そこで徹平の父親がパニックになった他の客とぶつかったせいで倒れてしまう。周りに人はおらず、徹平がAEDを使って一人で父親を助けなければならなくなる。もちろん必死でレイは駆け付けようとするが、その進路をアクストが塞ぐ。
 ネオテーラの凶悪な所は、いつものシャレにならない超災害の他にアクストによるレスキューの妨害が挙げられるが、今回はその中でも最もタチの悪いものだった。
 レスキューフォースならまだ対抗できるが、これが普通のレスキュー隊なんかだったら冗談抜きで全滅ものだ。

三人で「爆鎮完了!」

 R1マックス、R2のスーパーレスキューマックスのファイナルレスキューと、R3の怒りのレスキューザンバーがネオテーラを粉砕する!
 怒りのR3=アニキとレスキューザンバーの組み合わせ……。ううむ、勝てない(笑)!

レイと親子

 女の友情のダークサイド的な意味で(笑)その仲を疑われるレイと徹平の父親。もしかして、このまま結婚→寿退職となる流れだったりするのだろうか……?  
 アニキが……アニキが嫁入り(どこに衝撃を受けてる)!?

次回は

 ついに第一期レスキューフォース最後の一人が登場!