episode:「誰かが見ていた」
ストーリー
森下が警察に捕まってしまった。最新のネットワークカメラによる証拠もあり、容疑は決定的だ。
しかしケイタは、警察から逃げ出した森下を信じる。そしてアンダーアンカーの面々と共に真犯人を探すのだった。
第一感想
ちょwwwwセブン『二人のひみつ』に飽きんなよwwwww
ケイコとの思い出の一曲じゃん! それを鼻ほじりながら脇腹ぼりぼりかきながら飽きたとか言うんじゃありませんwwwww
良くも悪くも人間臭くなっていくセブンの、悪い面が出ている感じだ。まぁ、ケイタのあまりのノリノリっぷりが悪かった、と言う事にしよう(笑)。
今回のエピソードも、二五分一本に巧くまとまっていて完成度が高く、楽しい時間を過ごせた。
以下感想。
セブン「野暮と言うものだ」
ケータイよりも気が利かないケイタに吹いたw
ネットワークカメラ
警察に導入され、今回の森下の冤罪を作り出したネットワークカメラ。顔のデータさえあればネットに接続されたカメラの範囲内の犯人を即座に割り出す事が出来ると言う驚異的なシステム。
そこらかしこに監視カメラが溢れている昨今、確かにこのシステムは非常に有効だろうし、検挙率アップと言う点でも歓迎されるべきものだろう。しかし、あまりに便利過ぎて、逆に危ないシステムである、と言う印象がぬぐえない。
事実、森下の冤罪にも利用されてしまっている。これに真っ先に反発するのが、ネットワークに反感を持つ桐原であると言う所がニヤリとさせられる。
ケイタが言ったように、大切なのはシステムを利用する人間そのものだ。
森下の成長
初めて登場した時はご隠居と機械以外に興味が無くて、ケイタの心情なんかまるで理解しようとしなかった(現場組と開発組の意識の差もあるのだろうが、それを含めて理解すると言う姿勢が欠けていた)森下。
しかし今では、同僚の睦月とデート。公園で一晩中話し込む。コスプレ衣装をプレゼント……と、かなり人間関係が円滑になった姿を見せてくれた。
まぁ、出前事件で円滑だったと言えばすでに円滑だったのだが(笑)いい方向に変化した森下の姿を見る事が出来て思わず嬉しくなる。
もう一人のともだち
前回がケイタと達郎の話であるなら、今回はケイタと森下の話でもある。
同じアンダーアンカーの仲間である森下を信じ、一緒に逃走。睦月と話し込んだ公園で、
ケイタ「Hな事考えてなかった?」
森下「ちょっとだけ」
なんて会話も。二人のいかにも「青春」みたいな会話に背中がかゆくなりつつも、にやにやによによしてしまう。
ケイタも森下も、最初のディス・コミュニケーション状態から凄く成長しているのが爽やか。
アンダーアンカーの大人達
とにかく逃げ出して、慌ただしく飛び出して、走り回って大声で無実を張り上げて……。
そんな若いケイタ達に対し、冷静に無言で、しかし森下の無実を証明しようとする桐原達アンダーアンカーエージェント達の頼もしさに胸キュン!
大人とは、かくありたいもの。しかし、人工衛星とは凄い……!
「かっこいい……」
「私の名前はセブン! withグラインダー!」はほんとにかっこいい……! セブン+グラインダーのコンビは最高です!
今回犯人だった男も、ご隠居が言うように「悪い奴」じゃなかったのが救いだった。
グラインダーも、そしてゼロワンのデモリッションも、応用すれば平和的に使用が可能なはずだ。フォンブレイバーの並列分散リンクしかり、そしてネットワークカメラしかり、大切なのはやはり人間なのだった。
次回は
今回の恋愛話に続いて瞳子キター! こ、これは楽しみwwww