第3話「超絶」
ストーリー
ディケイドとクウガに襲いかかるキックホッパーとパンチホッパーを何とか撃退した二人。しかしゲゲルは阻止したものの、士は力を取り戻す事が出来ない。
そんな中、究極の闇ン・ガミオ・ゼダが復活。黒いガスを吹き出し、人間をグロンギに変えていくのだった。
第一感想
クウガの世界編完結!
一人の笑顔からみんなの笑顔のために――。男を見せたユウスケの「だから見てて下さい! 俺の、変身!」が印象的だった第3話。
かつて、青空の下で傷を癒すクウガがいたように、今度は青空の下、みんなの笑顔を守る戦士となるため旅立つクウガがいる。ユウスケの戦いはこれからだ(あれ? 何で打ちきり漫画みたいな感じに?)!
以下感想。
いつも通り過ぎる地獄兄弟
(おそらく)オリジナル「カブトの世界」から「クウガの世界」へ召喚されたと言うのに、いつもとさっぱり変わらない地獄兄弟が色々な意味で頼りになり過ぎるwwww
「今相棒を笑ったな?」であっさりターゲットを変更しないでください兄貴wwwww
鳴滝ももうちょっと呼び出すライダーを考えればいいのに……(笑)。
新たなライバルライダーとしてデルタ(?)、タイガ等の影も映り、さらなるライダーの登場が期待される。
メッセンジャー・鳴滝
渡が士の元に現れたように、鳴滝も同じように各ライダーの元に現れ、「ディケイドは悪魔」「真の敵」と吹き込んでいるらしい。
あの、それって、思いっきり世界への干渉なんですけど(笑)。
本来世界を守るべきライダーのターゲットをディケイドに変更させているのだから、鳴滝もある意味では立派に世界の破壊者。まぁ、一つの世界を犠牲にしても、ディケイドを倒す、と言う事なのだろうが。
それにしても無駄にピカピカのアークルをこんこん叩いているユウスケは吹いたわーw
あの世界には、ミイラになった先代クウガもいないのではないだろうか……? いや、まさか、そんなはずは?
復活、究極の闇
ゲゲルを阻止したと言うのに、この世界での究極の闇、ン・ガミオ・ゼダが復活してしまう!
人間をグロンギに変えると言う能力。何故自分は復活してしまったのか? と言う苦悩(と言うか疑問)を呈したり、いきなり日本語で会話したり、ムダにおしゃべりだったりと、「ああ、いかにも一話限りのラスボスだよね」と感じたガミオ。
でも士が言ったように、「お前も人だったのかもな」というセリフ通り、ガミオにもグロンギに変わる以前の姿があったのかも知れない。と思わせてくれる深みを備えたキャラクターでもあった。
戦士、並び立つ
一人で絶望的な数のグロンギと戦い続ける士の前に現れるユウスケ! 一度はやられながらも、互いに人々を、そして戦うユウスケの笑顔を守ると熱い宣言の後、変身!
ついに取り戻したクウガの力を使い、ディケイドはガミオに挑む!
ってな、熱い流れとクウガゴウラムの登場はまさに超絶だった。しかし、クウガをクウガゴウラムに変える時の指の動きは、まさに「笑いのツボ!」に他ならない。こんな所にも、夏海の謎が(こじつけるな)。
さよならあねさん
……八代刑事は、いわゆる石ノ森作品における「姉キャラ」だったのだと今更気がついた。
戦士を導き、戦う動機とさせる運命の女、それが彼女だった。しかし八代刑事はガミオの黒いガスを吸って命を落としてしまう。
まさかこれで退場……? いや、再び生き返り、今度はあねさんが「バラのタトゥの女」になるのかも知れない。何か脚本的にも、そういう過酷な事、やりそうだし(偏見だーー!)