第46話「絶対絶命!没収されたプリキュア5」

ストーリー

 キュアローズガーデンの扉を前にしたプリキュア5の前に立ちふさがったアナコンディ。彼女は圧倒的な力でプリキュア5とローズを圧倒する。
 戦う彼女達の前に、ついにエターナルの館長が現れて……。

第一感想

 ブンビーさんキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 何て言うか、ブンビーさんも違う意味で絶対絶命。大丈夫かあなた、生活!?
 しかし無駄にポジティブシンキングな姿に、ほわんと和まされるのであった。ブンビーさん、素敵です。
 以下感想。

アナコンディ、変身

 クライマックスを前に、ついにアナコンディも変身する。
 これまでの『プリキュア5』キャラと比較しても、装飾を排した、ほとんどこれまでのアナコンディと変わらない姿が印象的。
 って、それは普段のアナコンディがバケモノじみてるって事なのだろうか(ぇー)。
 雷をホシイナーに変える。プリキュア5+ローズ等六人を相手取っても圧倒するなど、やはり側近だけあって凄まじい戦闘能力を見せつけたアナコンディ変身後だった。

生きていた男達

 仕事を探し求めながらも、どの仕事もぱっとしない。そんな文句を言ってるブンビーさんの前に現われたのは、何とムカーディア! 何とこの男、レインボーローズエクスプロージョンのさなか、命からがら逃げ出していたのだ。
 とは言え、ブンビーさんに頼らなければいけないほど(ヲイ)衰弱したムカーディア。彼はそのまま館長の元へ行き、館長に嘘をつき、その上手紙を隠していた事を告発。一気にアナコンディを追い落とそうとするが、すでに館長はムカーディアなど必要としていなかった。
 圧倒的な力で、館長はムカーディアを殺害! そのまま自ら、最前線へ。
 イケメンでいけすかなかったムカーディアだが、ここまで圧倒的な力の差を見せつけられて殺されると、さすがに気の毒に……。
 いやぁそれにしても、ブンビーさんが無事でほんとによかった! よかった! 地の果てまでも、逃げて下さい。逃げ続けて下さい! あなたが生きてくれているだけで、自分も頑張れます(ヲイ)。

アナコンディとローズ

「館長のために」戦っているアナコンディ。そして、ココとナッツのため、お世話役として戦うローズ。
 前作では、のぞみとカワリーノが対比関係にあったが、今作ではアナコンディとローズが明確に対比関係だと語られる。
 しかし、二人の最大の違いは、「報われたいと思っているか」の一点だと思う。
 アナコンディは、とにかく館長の願いを叶えて叶えて、そうし続けていれば、いつか報われる=館長の心が自分に向くと思っている。でもローズは、自分がココやナッツにそうしてあげたいからやっている事であって、報われたいとは思っていない。
 ある意味で、二人の年齢の違いともとれる意識の差だが……。アナコンディの悲しい所は、とにかく、思い人が館長であると言う事だろう。もうあの人、色々な意味でダメだよ!

手紙の中身

 アナコンディが隠していたフローラから館長への手紙。だがそれは、言葉では無く薔薇(?)の種だった。
 その種から、何か読み取ってくれる事をフローラは期待していただろうに、しかし館長は一顧だにせずキュアローズガーデンへの扉へ向かう。
 やはり、館長自身が変わらなければ何も始まらない……。そう確信させられる無関心さと言う残酷さ。

今週のアクション!

 今週も、先週に引き続きアクションが奔ってる! 
 アナコンディの攻撃をホシイナーに当てる、などなど、頭脳プレーも冴える。

没収されたプリキュア5

 館長の願いを叶えるため、自分の消耗を顧みずプリキュア5を石に変えて没収するアナコンディ。
 散々怖い怖い言っていたアナコンディだが、ここまで彼女の思いが蔑ろにされている所を見るとむしろ哀れに感じるほど。
 カワリーノのように悲惨な最期が待っていそうな彼女の未来に幸あれ。

次回は

 プリキュア5……全員がスーパーに!?