第37話「ヒカルが隊長? そして2台のズッケイン」

ストーリー

 石黒が怪我を負い、その間隊長不在となったレスキューフォース。総指令は隊長代行を響助に任せようとするが、石黒は新たな隊長に輝を推す。しかしその会話を聞いていた響助は納得がいかない。
 その頃、マーエンはオメガニウムを使い、火山を噴火させようとしていた。

第一感想

 いよいよ三クールもクライマックスへ突入!
 前回から続く石黒隊長の負傷と新隊長の選択。そしてマーエンが繰り出すオメガズッケインなど、これでもかとやってくれるのがたまらない。
 以下感想。

隊長代行と新隊長

 総指令は負傷で抜けた石黒隊長の代わりに響助を入れようとする。それに異存は無い石黒隊長だったが、新隊長には響助では無く、輝を選びたいと言う。
 予想を超えた超災害を乗り越えていくためには、輝の常識を超えたレスキュー魂が必須、と言うのが石黒隊長の考え。そう言えば、超災害って「常識を超えた災害」だった。ある意味、優秀なレスキュー隊員であればあるほど、超災害に対して無力なのかも知れない。そう考えると、輝のある意味何の考えなしの突貫レスキューは超災害を相取るのに非常に有効かも知れない。
 しかし、それに納得がいかないのが話を聞いてしまった響助。キャリア的にもどうして輝が新隊長なのか分からない。いつもの目立ちたがり、などと違って、真っ当な疑問なだけに不思議な違和感がある(笑)。

怒涛のネオテーラ

 今回はマーエンも本気。
 三馬鹿をスパコンに変えて、オメガズッケインでマグマを刺激。レスキューマックス対策にシールド装備のズッケインを二台。さらにマーエン直属アクスト等等、いつも以上に凶悪な作戦を展開する。
 オメガズッケインはもとより、今回はズッケインのCGアクションは見ものだった。レスキューストライカー、セイバー、レスキューマックスとの戦いのクオリティの高い事と言ったら!
 と言うか、ズッケインは何の特殊装備でも無い楯をつけただけであんなに強いとは……。もう、普段からあれで攻めればいいんじゃね(コラ)?
 しかし、唯一の不安なのが、三馬鹿スパコン。もう誰も彼も煙を吹いて大変な事になってるし、「オスシはバッテーラ」だし(笑)。こいつらは、こんなになってもおいしすぎるwwwww

響助が気がついた事

 二台のズッケインの前にレスキューマックスでも敗北一歩手前まで追い込まれてしまう。そこで事態を打ち破ったのは、やはりR1の突貫レスキュー魂だった。
 失敗を恐れ無い心を持ってレスキューに挑むR1の姿に、R2は驚かされるばかり。この他人を驚かせる行動――常識を超えた災害、超災害に、常識を超えたレスキューで対応できる事。それが石黒隊長が輝に見出したものだったと、ついに気がついたのだった。
 だがよくよく考えると、前線の方がおいしいじゃないか響助! いつかみたいに、お天気お姉さんをレスキュー出来るかも知れないぞ(黙れ)!?

次回は

 マーエンに捕まったレイと寿里。姿を現したオメガズッケイン。そして石黒隊長は……と、気になり過ぎる展開で、次回はいよいよ三クールクライマックス!