#1「レイオニクスハンター」

ストーリー

 惑星ボリスから脱出して一ヶ月。ペンドラゴンクルーは宇宙基地でペンドラゴンの修理を行っていた。しかしレイの素性が本部に知れ、拘束されてしまう。
 その時、謎の宇宙人が宇宙基地に侵入。破壊活動を始めるのだった。

第一感想

『大怪獣バトルNEO』ついにスタート! 前作から続く怪獣プロレスはもちろん、さらにCGのクオリティも上がってさらにパワーアップ! これからのエピソードが否が応でも気になる第一話だった。
 以下感想。

レイオニクスハンター・ダイル

 新たに登場したレイオニクスハンター・ダイル。
 全身を装備で固め、ピット星人を暗殺したように奇襲からすべてを爆発させると、不気味さを漂わせる存在。
 しかしレイとの戦いで、ワープ装置を落としてワープ不可→そのまま投げられて気絶、と、なかなかヘタレた所も見せてくれる(笑)。まったく、油断のならぬ男よ(ぇー)!。

一ヶ月

 惑星ボリス脱出から一ヶ月。それぞれのメンバーも、微妙な変化が。
 ボスとハルナは、レイの事を本部に報告できていない。オキはしかし相変わらず、怪獣博士ぶりを発揮。やはりクマノといいコンビ。
 しかし一番気になったのは、レイのクマノに対する呼び方だろう。あのレイがクマノの事を「クマさん」と呼び、信頼してバトルナイザーを預ける……。この一ヶ月で、レイがさらにメンバーとの信頼を深めていた事が分かる。

成長するバトルナイザー

 バトルナイザーが機械と有機体のハイブリットと言うのは、コミックス版でも言及されていた事。
 しかし、それが成長し、姿を変えるまでに至るのは、現在の所レイのみのようだ。やはり、レイはレイオニクスの中でも強い部類に入るレイオニクスのようだ。バトルナイザーの成長も、それに合わせてのものか?

憎まれ役、アトウ

ウルトラマンメビウス』の憎まれ役がヒルカワだったように、『ウルトラギャラクシー』の憎まれ役はアトウに決定。
 レイの優しさ、繊細さには目も向けず、怪獣使いであるその一点を異常と呼ぶ、まさに憎まれ役。
 今回、彼が地球本部にレイを報告した事で、レイが拘束される原因となってしまった。

分断される仲間達

 ダイルの仕掛けた爆弾のせいで、宇宙基地は爆発の危機に。そこで、気絶させたダイルを連れて、脱出する事になったクルー達。
 しかしトラブルから、レイ、ボスはゴースタードラゴンで。ハルナ、オキ、クマノ、ダイルはペンドラゴンでと、クルーは二組に分断されてしまう。
 五人一緒に数々の困難を乗り越えてきただけに、この分断には不安を掻き立てられる。はたして二組は、再開する事が出来るのか。

新たな大怪獣バトル

 レイとボスは脱出直前にワームホールに飲み込まれ、ある惑星に不時着する。そこは、惑星ボリスに続く、新たな怪獣無法惑星だった!
 ゴメス、マグラー達怪獣を前に、レイがゴモラをモンスロード!
 惑星ボリスの時以上に軽快な動きで、ゴモラがゴメス、マグラーを圧倒する! ゴモラが今まで以上に軽快で無償に吃驚。なおかつ、怪獣カードの能力値がさらに分かりやすくなっているのがよかった。
 マグラーは倒したが、ゴメスは光とともに消えてしまう。まさしくその光は、バトルナイザーで怪獣を回収する時のもの! この惑星には、レイオニクスがいる……?
 と、新たな謎、謎、謎から始まった『大怪獣バトルNEO』のこれからに期待!

帰って来た大怪獣バトルファイル

 帰って来たって(笑)。そしてゴメテウス、ゴメテウス……。

次回は

 新たなレイオニクス、そしてペンドラゴンが大改造!