第43話「恐怖!エターナルの館長!」

ストーリー

 皆に頼りたくないため、一人図書館で勉強するのぞみ。しかし本当に自分は夢を叶える事が出来るのか、不安は尽きない。そんなのぞみの前に、エターナルの館長が現れる。

第一感想

 何故に報告書が、のぞみばっかり……!?
 そんな所ばかり無駄に気になった自分の阿呆。フローラか? フローラに似ているからか館長(黙レ)!?
 しかしのぞみはともかく、何故エターナルの館長はあんなに慕われて(と言うか思いっきり惚れられとる)いるのだろう……? と疑問に感じたエピソードでもあった。
 まぁ、
価値あるものはみんな俺のもの。価値の無いものは消してしまえ!
と声を大にして言ってのけて実際にやってのける、そういう所は凄いと思うが。
 以下感想。

それぞれのテスト勉強

 今回は一人でテスト勉強に励むのぞみと、それ以外のメンバーの対比が特徴的だったエピソード。
 りん達がみんなで協力して勉強して、ついでにおやつまで食べてしまっているのに対し、図書館で一人、効率悪く勉強して、当然おやつも無いのぞみ。
 のぞみには、「自分はみんなに頼り過ぎている。自立しなければいけない」と言う考えがあるのだが、しかし、のぞみを他のメンバーが放っておいてくれると思うのか……(ぇ)!
 何て言うか、のぞみは放っておかれないキャラクターだよなぁ、と思う。悪い意味では無く、いい意味で。知らぬは本人ばかりなり、的な。

のぞみとココ

 放課後の教室に、二人っきり……ッッ
 いやもうほんと、こんな事しか思いつかなくてすみません。
 でもいいシーンでした。将来に不安を感じるのぞみと、それを見守る大人の視点を持つココ。こんな大人に、自分もなりたかった……(どんな告白だよ)!

館長、襲来

 デスパライアもそうだったが、ボスはスペックが頭二つぐらいとび抜けてるなぁ……!
 普段はあんな弱い(と言う事も無いが)ホシイナーも、プリキュアの影にとりついて必殺技をコピーして……と、いつもより五割増でパワーアップだ。
 ここで、エターナルの館長のスタンスが「価値あるものは収集し、価値の無いものは消滅させる」=「支配」にあると判明する。価値のある者は永遠にその存在をとどめさせておく……と言う意味合いで、「エターナル」と言うネーミングか。
 しかし、デスパライアが結局「永遠の命」で救われなかったように、『プリキュア5』シリーズでの永遠って、逆に本人に不幸を呼ぶ事ばかり。館長も、そういう姿勢がフローラからの拒絶を呼んだわけで……。
 そんな館長の支配に屈しない姿勢を示した事で、その価値を館長に認めさせたプリキュア5。いよいよ、クライマックスも近い。

次回は

 ああ、なんだかムカーディアが落ちぶれた空気を……!