GP-33「原始エンジン」

ストーリー

　スピードルは謎の物体の体当たりを受けて元のサイズに戻れなくなってしまう。どうやらそれは炎神の先祖にあたる古代炎神族らしい。スピードルが深手を負わされた事に怒った走輔は古代炎神族を探しにアテも無く走り出すのだった。

第一感想

　古代炎神族三体と、キョウレツオー登場！
　デビュー戦だけあって、先週苦戦したドリルバンキ相手にダイナミックな勝利を納める。両手のデザインが拳じゃなくてチョップになっているのも面白い所だと思う。何だかんだで、まともな「手」の形状をしているのってエンジンオー以来かw
　しかし、キョウレツオーは、明らかに胸部の鼻が邪魔に見えるなぁ(苦笑)。大切なファクターなのに。
　以下感想

イラつく二人

　スピードルが深手を負わされ、イラつく走輔。そして、ヨゴシュタインに怒られ同じようにイラつくドリルバンキ。
　同じようにイラついて、同じようにキシャモス達を探しに行った二人が道で「バッタリ」なシチュエーションがお約束ながらおかしい。
　善玉も悪玉も同じようにイラついてるって荒んでんなぁw

止まらない二人

　キシャモス達をおびき出すため、一計を案じるゴーオンジャーとウイングス。
　キシャモス達が戦闘中に現れた事から、「喧嘩好きな乱暴者」と連想し、ガンバルオーとセイクウオーで喧嘩したフリ＝模擬戦を行う事になった。
　しかし、軍平と大翔がヒートアップして模擬戦から本番にクラスアップ！　もうこの二人ってば！　ある意味似た者同士の二人なだけに、熱くなったら止まらない。そしてドリルバンキが来た頃にはエネルギー切れになってダウン……。
　キョウレツオーデビューの伏線とは言え、別にそうでなくてもありそうな展開なだけにもはや苦笑するしかない。

古代と現在

　得意のコイントスでキシャモス達の隠れ家を見つけ出した走輔。冷静に考えて、「それでどうして分かる！？」とは聞いちゃいけないお約束w
　かっかしている走輔に代わり、スピードルがキシャモス達と話し合い。と言うか、話し方がどこの渡世人(笑)？！
　恐竜時代にマシンワールドからやって来たために、人間なんて知らないし、信用も出来ない。と言うキシャモス達。そんなキシャモス達に、大切な相棒なんだ！　と啖呵を切ってくれるスピードル。これまでに見せてくれた信頼関係があるだけに、説得力が増す。
　走輔も走輔で、変身しただけで産業革命したドリルバンキと戦い合うなど、一貫した無茶ナヤツぶりを見せてくれる。

キョウレツオー

　キシャモスに走輔が乗り込んで炎神合体！　キョウレツオーが誕生する。
　スピードルが負傷して巨大化できない間は、当分キョウレツオーがメインになるのだろう。しかし一人乗りな分、連と早輝の出番が……(笑)。
　そしてキシャモス相手に堂々と「お前は二番」宣言に朝からコーヒー吹いたw
　おまッよくよく考えたらそんな危ない事言っちゃいけませんッ(お前こそ何を言ってる)。

今週のゴーオンゼミナール

「なぜ言葉を話せないキシャモス達とスピードルは会話する事が出来るのか？」と言うもっともな疑問。
　その答えは、
「炎神の本能」
との事。
　便利だな、本能(笑)！

次回は

　早輝の姉、登場！？　って、そのサブタイトルじゃ某漫画からですか？