『Power Rangers Jungle Fury』感想その20「敵か味方か? Spirit Rangers登場!」

 アメリカ版『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『Power Rangers Jungle Fury』感想その20。
 その、凄く……久しぶりです……。
 今回は、Rangersを教え導いたMastersがPower Rangersの敵となって現れる! Spirit Rangersが登場!
 以下感想。

Spirit Rangersの誕生

 Scorch(ロン)、Snapper(スウグ)、Whiger(サンヨ)に捕まった三人のMasters、Master Phant、Master Swoop、そしてMaster Finn。
 彼らに捕まり拘束された三人のBeast SpiritがCrystal Eyesの力で悪のRangersとなったのがSpirit Rangers。
 三人のデザインが、また趣味がよくて凄い。スーパーゲキレンジャー状態のものをベースに、それぞれ象、コウモリ、鮫の意匠を巧く取り入れている。
 過激気習得からめっきり出番が無くなってしまったゲキハンマー、ゲキファン、ゲキセイバーを主要武器として戦うため、その存在意義もある。そう言う意味でも、存在感のある悪のRangersだ。

Rangers vs Rangers

 Dai Shiの命令により、Rangersと戦うSpirit Rangers。
 中身は五人を教え導いたMastersであるため、これがもう強いのなのんのって! Spirit Rangersは文字通り魂だけの存在で、三人のMastersは敵の本拠地で鎖に拘束され、戦うモーショントレースみたいな状況になっているのだが、これがほんとにかっこいい。
 拘束されている感じがぷんぷんでていて、陳腐ながらこれがかっこいいとしか言う他ないのだ。

親子の絆

 敵の拘束を打ち破るのは、絆と決まっている。と言うわけで、この呪縛を打ち破るきっかけとなったのが、Master FinnとRJの父と子の絆だった。
 お約束ながら、父と子の絆は胸に熱く訴えかける。
 本編のジャンとスウグの関係性が、『PRJF』ではこの二人に反映されているのだろうか。

八人のRangers

 そして、敵の呪縛を打ち破ったSpirit Rangersが味方となり、Power Rangers Jungle Furyは八人の大所帯に!
マジレンジャー』並のメンバー数の多さにはもう笑うしか無い。
 八人そろってのロールコールはまさに圧巻! この迫力がまた素敵だ。こういうお祭り要素は、まさに『Power Rangers』ならではで見所があるのだった。