episode:「ケータイ死す」
ケイタとセブンが間明とゼロワンに捕まった。二人は分断され、セブンはゼロワンによるアンカー本部クラッキングのための道具に利用。ケイタは間明に弄ばれるように都内を走り回る。
被害ばかりが拡大していく中、ケイタはセブンの居場所を特定するために並列分散リンクを提案する。ようやく居場所を特定し駆けつけるケイタだったが、逆に間明に捕まってしまう。
第一感想
最高の第一部完!
ケイタとセブン。人間とケータイ。滝本から受け継がれ、ゼロワンが欲してやまなかった。それ故に間明が危惧する「二人」の絆の軌跡!
ああもう血液沸騰する! ってぐらい燃えて泣けた一時間スペシャルだった。
『ケータイ捜査官7』サイコー! みんなサイコー!
以下感想。
絆の軌跡
間明とゼロワンに捕縛され、離れ離れにさせられた二人。間明はケイタに三つのヒントを与え、ケイタとセブンが辿った軌跡を再確認させる。
出会い。滝本の死。並列分散リンク……。
汗まみれ、泥まみれになりながらセブンを、バディを助けるために走るケイタ。そしてそんなケイタを心配し、あえて「嘘」をつくセブン。二人の熱い絆に燃えて、泣ける。
アナライザー着身!
ゼロワンのアナライザー着身シーンがかっこよすぎて吹いたwwwwwwww
まさかまさかの空中着身! しかもがっちりキメポーズ! ここらへん、フォンブレイバーの「血」とでも言うべきか(笑)。
間明の正体
ケイタにフォンブレイバーの危険性を示唆し、今回はまさにピエロじみた役回りを演じて見せた間明。
その正体は、何とゼロワンに破壊されたフォンブレイバー5のエージェントになる予定の男だった。しかもその後、死亡していた事になっていたと言う。
フォンブレイバーと共に歩んでいくはずだった男が、今や破壊する側に回る……とは何とも皮肉な話。
死亡の偽装。ゼロワンの活動を支援できていた事。桐原に捕縛されながらも脱出できた事。そして後述する「真の敵」との関連など、間明の裏にはさらなる大物が控えている事は確実。第二部の活躍に期待。
桐原と間明
今週は、桐原のサードに対する「優しさ」と「覚悟」が表現されていただけに、間明との対決が一層「映える」。『龍騎』ファンとしては、別の意味で感慨深い(笑)。
それにしても、今週の間明の「ゆっくりと……ね」とは狙い過ぎでしょぉぉおおおおおおおおっっっ!!!
え、エローい! エロいよ間明さんって言うか中の人ー! あまりのエロさに思わずクラクラした。この男……何と罪作りなのか! これでさらに手錠って! 手錠って! そういうプレイ? プレイなの(死ネ)?!
「私は何だ?」
ゼロワンが人間に問い続けていた事。それがこの「私は何だ?」と言う疑問だった。
次々とバディを殺す結果になった自分自身。そんな自分は人間にとって何なのか? 人間は自分に何を求めているのか? 自分は人間に何を求めているのか?
犯罪者、一般人の心を受信し、そして並列分散リンクまで経験したゼロワンだが、その疑問は尽きない。
しかしそれを、ケイタが見事に落とし込んでくれた。それは、「信頼できるバディが欲しかった」と言う事。世界よりも優先してくれるバディがいる。――ケイタとセブンの関係性に羨望さえ感じたゼロワンは、自分の求めていたものに気がついた。滝本の言葉は、今、見事に結実した。
そんなゼロワンだからこそ、ケイタとの握手シーンは泣けたなぁ! これから、ゼロワンの涙が止まる日が来るといいなぁ、と素直に思えるナイスシーンだった。
しかし、そこで写メるなセブンwwwww
家出息子・ゼロワン
御隠居の前でモジモジするゼロワンに鼻血噴き出したwwwwwwwww
ぜ、ゼロワンんんんんんんん!!! それは反則! 反則だってばよ! 何この家出先に親に迎えに来られてバツが悪い息子! このバディケータイ思いっきり抱きしめたいいいいいいいいっっっ!!!
真の敵
ケイタとセブンと和解しながらも、馴れ合いを嫌い、再び姿を消したゼロワン。しかし、彼が残したメッセージがケイタを新たな戦いへと誘う。
「真の敵はアンカーにいる」
ケイタが戦うべき相手は、間明ではなかった。
ケイタが最愛のバディを救うため奮闘していた間、会長達「大人」の世界では並列分散リンクと人間の関係性を巡って暗い戦いが繰り広げられていた。
「先生」と言う物言いから、どうにも政治家を連想させるが、はたして?
第二部は、サイバー犯罪者/ゼロワンよりもこの「先生」達が敵となるのかも知れない。
ゼロワンは量産を前提とし、さらに間明のバディとなるはずだったファイブのラムダチップを奪っているから、これを元にした量産型ファイブ軍団と、さらにセブンの兄弟機種・シックスとの壮絶な戦いが繰り広げられるのかも?
次回は
次回は総集編? しかし新撮部分も多そうで楽しみ!