上山道郎『ツマヌダ格闘街(4)』
- 作者: 上山道郎
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2008/08/07
- メディア: コミック
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ついにプロデビューが決まったミツルだが、プロとしてのファイトはいったん脇に置いといてのインターミッション的内容。
ミツルとライバルのジロー、両者の家族が描かれるのが特徴。
父親への体を張った主張。偉大な存在としての父親、と、父親が父親らしく、大きくかっこうよく描かれている所が燃える。
今巻で一番心に残ったは、ジローの父親のこのセリフ。
なぜなら人は皆心も身体もそれぞれに違うのだから使う技も違ってあたりまえであり……
大切なのは武術の根底に流れる「理」と「精神」を受け継ぐことなのです
他人と比べて落ち込む事が多い昨今、ぜひ心の先に掲げておきたい言葉だと思った。