第25話「マックス着装完了！ 新たなるR1」
荷物を整理していた輝と響助はかつて計画されていたR1マックスのツールを発見する。かつて大淵がパワーアップに挑戦し失敗した計画を輝が引き継ぐ事に。しかし、着装ははうまくいかない。
一方、ダーエンは基地と大量のテラリセッターを統合し、巨大なテラリセッターにし、史上最大の超災害の発生を目論んでいた。
第一感想
『レスキューフォース』第二部終了！
第一部と違い、ダーエン＝大淵と言う悪役と過去の存在で盛り上がったラストだった。
心はレスキューできた。それでも、大淵の命もレスキューしたかった。と言う勝利と敗北が入り混じったラストにちょっと泣いた。
以下感想。
デコマンダー
初っ端からのデコマンダーに壮絶に吹いたwww
あそこまでいかないにしろ、一度はやるやる。シールべたべた貼ったりとか。今思うと「なんて事してたんだ！」と頭を抱えるばかりだけど、やってる当時はすごく楽しかったなぁ。
R1マックス
大淵が計画したR1のパワーアップ計画。スーツのパワーアップと専用装備マックスディバイダーなど、大淵の能力がいかに評価されていたかがうかがえる。
コアストライカーマックスも、このパワーアップ計画の一部だったのだろうか。いや、ネーミング的に。
大淵が失敗し続けたものを、輝が技術者二人の協力を受けながら決して諦めず挑戦し続け、ついにはパワーアップに成功する。輝と大淵、光と闇の対照的な二人のR1。その明暗を示す燃えるシーンだった。
かつてのR1
技術者二人を白昼堂々(笑)さらい、自分のコマンダーを修理させた大淵。第一期R1スーツを身にまとい、レスキューフォースを次々と打倒していく！
外見による油断があったとは言え、大淵がいかに優れていた隊員だったかを想像させる。と言うか、掛け声がレスキューと言うより思いっきり格闘寄りだしwww
R5＝石黒との面出しアクションもよかった。やっぱり、役者さん＝ヒーロー！ と思わせてくれる「画」はヒーローものでは最高に燃える場面だ。もちろん、スーツアクターさんも大好きですよ！
受け継がれたもの
巨大なテラリセッターと化した基地を止めるには、大気圏外に持って行って爆発させるしかない。
輝、石黒に自ら過ちを侵した者の姿を見せつけ、「レスキューを愛し抜く事」を伝え、基地ごと自爆した大淵。
大淵は謎の光に操られてダーエンとなっていた。しかし、光は大淵の悪の心を増幅させていただけで、元々ダーエンになる素養が大淵にはあったのだ。「人災」に絶望した男が、今度は「人災」を起こす側に回す……とは何とも言えない皮肉。
救えたのは大淵の心。救えなかったのは大淵の命。輝と石黒、二人の突貫野郎だが、それぞれの成熟度や大淵との関わりがもたらした認識の差だと思う。
