episode:「圏外の女」後編

 謎の女・お七に翻弄されるケイタ。だが旅の中、次第に別れがたくなっていくのだが……。

第一感想

 押井守氏脚本・監督の「圏外」前後編の後編。
 一周遅れの感想書いて、ようやく分かった。お七=7=セブンで、今回のエピソードにおけるケイタのバディがお七、と言う事でこのネーミングだったのだ。
 でもこんなに時間かかって気がつく事じゃねえよと言うわけで以下感想。

ケイタの頼みの綱

 先週はどこまでもセブン。今回のセブンに頼ろうとしたが、そこにあのヤクザ風の男が現れ、ケイタに的確? なアドバイスを!
 その是非はともかく、思春期と言うか戦い前の少年にあれ以上のアドバイスはあるまい……! 悶々(ヲイ)!

ねちゃねちゃ

 ケイタとお七が互いに離れがたくなっていちゃいちゃしている姿を見ると、正直うっとうしい(苦笑)。

トムキャット

 まさかの飛行と着水に大爆笑wwwww
 おまけに最後にケイタの携帯電話を持って海から上がって来た時にはさらに吹いたw

さよならだけがじんせいだ

 思い出すより忘れられない女に。
 まさにそんな、忘れられない女になったお七。個人的には、これって第一話の、滝本の死に対するカウンターと言うかアンチテーゼと言うか、そんな風に見えた。
 滝本の時のようにヒロイックでもドラマティックでなくても、こんな風に、ただ並んで歩き、ご飯を食べて、話すだけで、人は人を、こんなにも忘れ難く思うほどつながれるのだと。
 なんかどこかで聞いたと思ったら、『スカイ・クロラ』であったな、こんなセリフ。

今回の白眉

 とにかくケイタ役窪田正孝氏の演技が最高だった。あんなに悶々と高校生を演じられたら、視聴者は観るしかないじゃないかっ!

今回のセブン

 まさかの「お前は圏外」発言wwwww
 セブン、相当スネてるなぁ。でも、胡坐組んで舟を漕ぐセブンに萌えたので何もかもそれでよし(ぇー)。

次回は

 滝本再登場! ゼロワンが離反した過去が、ついに描かれる!?