ファイル05「表参道を這う蟲」
泉田は表参道のオープンカフェで「偶然」居合わせた涼子と一緒に、従妹の真奈の相談に乗っていた。
そこで涼子が銃声を聞き、二人は現場へ。そこでは、武装した遺体が。そしてその犯人であるロボットの姿があった。
第一感想
……え? 何この泉田準一郎の勝ち組っぷり(笑)?
まぁ本人からすれば意にそぐわない面倒・災難続きと言う事になるのだろうが、それも贅沢ものの悩みだろう。とりあえず、一発ぐらいなら殴っても、いいよね? よね(ヲイ)?
以下感想。
ニブイ泉田準一郎
泉田準一郎は鈍い。そのフラクラぶりはあのキョンの先輩格とすら言っても過言ではない。と言うわけで、今回もまたその鈍さを遺憾無く発揮している。
片や小学六年生の従妹・真奈。片や上司の薬師寺涼子。二人がちりちり火花を散らしていると言うのに、まったく気がつかずモノローグしている泉田は大物なのか単なるニブチンなのか。
しかしとりあえず、小学六年生の従妹に対しても躊躇無く頭を下げてのけるその姿には感動した。何と言う素敵な大人だ……! 見習いたいものである。
表参道を這う蟲
今回の相手は生きたモンスターが相手ではなく、機械仕掛けのロボットが相手。
JACESのライバル会社・日本私設警察が作り出した原発を警備するための警備ロボット。おまけに、原発ジャックを行うテロリストに対抗すべく武装まで施された強力な兵器。
それが事故で誤作動を起こし、敵味方関係無く、武装した人間を襲い始めた……と言うのが今回の事件。
意思もなくプログラムで動く兵器であるが、それが現場に入ってきた真奈を守ったり、武器を識別するカメラを壊されただけであっさり機能を停止する……と言うのは、いかにも「機械」。結局のところ、機械に生かされるのも殺されるのも人間なのだ、と言う教訓であった。
泉田の写真
泉田が相談を受ける事になった写真……それは、泉田の写真だった。まぁまぁ素敵な笑顔で……。
「ライバルに借りを作りたくない」と言うわけでその写真は涼子に。
しかし、写真はまだまだいっぱいあったのだった(笑)。真奈……できる娘っ!
次回は
今回も相変わらず、全然次回予告になってねぇ(笑)!