『Power Rangers Jungle Fury』感想その16「そのまますぎる!Control Dagger」

 アメリカ版『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『Power Rangers Jungle Fury』感想その16。
 獣拳の秘宝・操獣刀が、名前を変え『Power Rangers Jungle Fury』でも登場! その名はControl Dagger!……って、そのまんまじゃねーか!
 以下感想。

Control Dagger

 操獣刀のネーミングである「獣」を「操縦」する「刀」と言う意味を、正確に読み取って命名されたControl Dagger。
 当然重要アイテムであり、これはまだJarrodにMaster Maoが殺されフォース(笑)になる前にDominicに託された重要アイテム。
 どうもMaster Maoはマスター・シャーフーの役目を果たす事もさる事ながら、ブルーサ・イーのポジションも兼任しているようだ。まぁ、偉大な師匠と言う点では至極正しい事だが。
 ケンはこれを売り捌いていたが、Dominicはさすがに売り払ったりはしなかった。しかし、洗濯機の中でくるくる回ったりはした(笑)。

Dai Shiの憂鬱

 Rhino Nexusに辿り着いたものの、結界を破る事ができずとりあえず帰ってきたDai Shi。
 しかしそこをJellicaに見つかってしまう。動きを拘束され、Grizzakaの元に引っ立てられる。そこでCrystal Eyes of the Phantom Beastsをさらに集めたGrizzakaと戦うが、ここでもZokato power=怒臨気をコントロールできず、見事に敗北。牢屋に入れられてしまう。何とまぁ、火付きの悪い男なのかDai Shi……。一瞬Zokato powerは噴き出すのだが、すぐに消えてしまうのだ。まるで付きの悪いガスコンロのようです。
 だがRhino Nexusに入るにはControl Daggerが必要である事を知り、彼はCamilleに探すよう命令するのだった。

Control Daggerを奪った者は

 この辺り、メレと辿ったプロセスは似ている。だが日本版ではロンの卑劣さとメレが「セイセイでドウドウな女」にも関わらず意に反してケンの妹・幸子を人質に取らざるを得なかった。その結果、自分自身に対する怒りで怒臨気に目覚めたのに対し、Camilleにはそういうエピソードは用意されなかった。
 むしろ変身能力を十二分に活かし情報を収集し、路地裏に誘い込みリンシーを使って集団でDominicからControl Daggerを奪った。ちょwww米国怖いなwwwww
 いよいよ向こうも大詰めの予感。サイダインも登場ですよ!?