episode:「セブンの子守唄」

 今回もある事件を解決したケイタとセブン。しかしケイタはその後、うっかり現場にセブンを置きっぱなしにして帰ってしまった。取り残されたセブンを拾ったのは、ケイコと言う少女。父親に会いに行くと言う少女に、道案内をする事になったセブンだが……。

第一感想

 今最も萌える携帯電話。それがセブン。
 いやもう萌えさせられっぱなしですよこの携帯電話にッ。この萌えっぷりをアピールしていけば、きっとサイバー犯罪なんてなくなると思うんだ……。
 明日未来は歌って踊れるケータイですよ!
 以下感想。

OP/ED

 OPの構成とEDテーマが変更。
 OPはまさしく燃えて萌える! 滝本やグラインダー装備のセブンVSデモリッション装備のゼロワンの対決。さらに踊るセブンとサード! 後ろから突き飛ばすゼロワン! いやもう、ケータイ連中がとにかく燃えて萌える構成だった。
 反面、EDはちょっと印象薄かったかなーと言う感想だった。

主役はケータイ電話

 今回のエピソードでは、間違いなく主役は携帯電話、セブン。これはもう、誰の異論も無いところであろう。と言うか、異論など私は認めん(何様?)!

セブンとグラインダー

カモーンベイビー!」で着身するセブンに腹筋爆発wwwwww
 相変わらずブーストフォン着身に一家言持つバディケータイだ。そしてグラインダーをひょいっと抱え上げる、あの身長差にもキュンッ。グラインダーが人型である事を活かしているなぁ。 
 そういえば、しれっとグラインダーがちゃんと完成している。あれから、博文頑張ったんだな。

水に弱いセブン

 ケイタのスプリンクラー誤作動からケイコの水洗いまで、今回は携帯電話の弱点である水に散々さらされる事になってしまったセブン。
 最新鋭の科学の粋を集めて作られた歩くケータイ・セブン。しかしそれ以前に、セブンは一個の携帯電話だった。水に弱かったり、無くなったらとりあえず電話してみたり、そして充電もしなきゃいけないとか、そういう基本的な所を指摘されると、視聴者としても「そうか、アレは携帯電話だった」と意外に感じる。すっかりセブンを一個のキャラクターとして認知している証拠か。
 この「水に弱い」と言う事がケイコの涙に対しての感情の動きにつながっていくのもちゃんと考えられていいなぁ。

歌い踊るセブン

「二人の秘密」ソングを歌い踊るセブンに鼻血噴きだすかと思った。ああもう可愛いなぁセブンッッッッ。
「ワレワレハ宇宙人ダ」
 を再現する時に喉を叩く動きをするとか、そんな所にも萌える!
 とにかく今回は携帯電話マンセー

人間達

 そんな萌える携帯電話であったが、人間達も負けてはいない。ケイタとケイコの二人も、演技力の点で言えばそんじょそこらの役者に負けない演技力で、視聴者を本人の焦りや悲しみに入り込ませていく。 

ケイタ

 よりによって、「相棒」を忘れてきてしまった――。焦ってテンパるケイタは凄く面白い(ヲイ)。「地球最後の日(T_T)」の時と言い、こういう時のケイタは輝いてるなぁ。
 カンペンケースにマジックで顔書いてセブンにするとか、いちいちやる事が可愛いなw
 そしてセブンが見つからなくて泣きが入った顔や、減俸されてがっくりくる姿やら、またもセブンを忘れていったりとか、ほんとケイタはおいしい主人公だ。

ケイコ

 ネーミングがあれで、実にストレートで分かりやすい。ケイタの女の子版だから、ケイコ。
 セブンを強引に連れ回すエネルギーに溢れていて、見ていて好感が持てるヒロインだった。三代目バディは決まったも同然(笑)!

ケイコの両親

 初めは離婚寸前で、別居していた二人。しかしそんな二人を、ケイコの行動とセブンの歌が再びつなぎとめた。
 これは人間とネットワークの協力が、ある一組の家族を幸せにした、と言う実例だ。その危険性が指摘されるフォンブレイバーだが、同時に、確実に何かをつなぎとめる力を持っている。フォンブレイバーの持つ未来の可能性が、ここにある。

次回は

 久しぶりにゼロワン再登場!