番外編:「ケータイメカ大集合!」

第一感想

 この「ケータイメカ大集合!」は文字通りの番外編。視聴できなかったが、公式サイトで無料配信されているのを発見して視聴。
公式サイト:テレビ東京・あにてれ ケータイ捜査官7
 メカ紹介に代表されるこれまでの総集編でありながら、「サンキュー電撃作戦」と「地球最後の日(T_T)」の間に挿入されるエピソードで、ゼロワンの脱走や起こした事件なども明らかになる、中々に重要なエピソードでもあった。
 以下感想。

バディとフォンブレイバー

 フォンブレイバーは基本的に同一機種で、性能も同じ。しかしバディが違えば、おのずとそれぞれの性能や性格も変わってくる。
 セブンの場合、四肢のマニピュレーターに随分負荷がかかっているが、バランスの取り方や制御のやり方がサードよりも優れている。
 これは滝本やケイタが、「ケータイを投げまくっていた」から(笑)。それだけ危機的状況を切り抜けてきた証左でもあり、バディとなるエージェント=ケイタの未熟の表れでもある。
 反面、サードがあんな腰の低い性格なのは、傲岸不遜(笑)な桐原のフォローにまわる事が多いからだろう。
 例えばメールで文章予測機能でよく使う単語がすぐ出てくるように、関わった時間の分だけ、バディとして馴染んでくるものになってくるのだ。

ゼロワンの秘密

 視聴者のアイドルケータイ(笑)ゼロワン。
 彼の起こした事件、脱走の謎、その後メンテナンス、充電などはどうしているのか? などの問題が提起される。
 ゼロワンはバディを殺した(?)「不幸な事故」の後、ブーストフォン・デモリッションとアナライザーを持ち逃げした。しかしフォンブレイバーが自分で制御回路を外せるわけが無いと言うが……。
 さりげなく、内部の犯行を匂わしているポイントだ。
 そして、メンテナンスなどは例の間明が絡んでいる、と考えた方がよさそうだ。人間とネットワーク。独立と共存の可能性。そのための戦いと見れば、ゼロワンの脱走は凄く意味のあるもののようにも思えるが……。

ブーストフォン

 フォンブレイバーサポートのために作られたロボット。どの機種も、フォンブレイバーと着身するする事で機能を拡張する事ができる。
 新機種が開発されているが、デモリッションとアナライザーはゼロワンに悪用された事により、登録は抹消。量産もされていないと言う。ちなみに、デモリッションにチェーンソーがついているのはご隠居の趣味らしいw

次回への仕込み

 SF制服やら何やらの仕込みがwwwwwww
「地球最後の日(T_T)」で、ケイタがひどいメにあう伏線がw
 次回以降の予告もあって、かなりお得な番外編だった。セ、セブンが踊ってるー!!!