『Power Rangers Jungle Fury』感想その13「モヘモヘ!赤い虎と黒獅子の憂鬱」
アメリカ版『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『Power Rangers Jungle Fury』感想その13。
今回は妙に憂鬱な赤い虎・Caseyと黒獅子・Dai Shiの憂鬱。
以下感想。
二人の憂鬱
今回はCaseyとDai Shi、二人の憂鬱がメインとなる。『ゲキレン』の「モヘモヘ!お悩み相談」を基にしたエピソードだからか、結構モヘモヘしているのが特徴。
Caseyの憂鬱
これまで兄貴分として後方に控えていたRJがWolf Rangerとして前線へ出てきた。Rangers三人いっぺんに相手にしても問題ない実力を持つRJがリーダーポジションにやってきて、Caseyはどうも居場所がなくなってしまう。おまけに攻撃に巻き込まれたりして、何だか妙に冴えない事に。
憂鬱の解決
そんな二人だが、当然憂鬱は解決しなければエピソードは進まない。『ゲキレン』ではゴリー・イェンがすっきり解決してくれたが、アメリカではゴリラ師匠はすでにフォース(笑)。
しかし二人には、心強いMaster達がついている?!
Caseyの場合
ある意味原因と言えるRJがすっきり説得してくれた。
この時、Caseyが何度投げても入らなかったバスケのシュートが、RJのサポートで決める事ができた。そういうサポートが後の戦闘にも活きて来て凄くよかった。
特にアメリカはアクションに力をさく部分が大きいのでたまらない。
Dai Shiの場合
ザコをすべて倒しても満たされない。そんなDai Shiの前に、魂だけとなったMaster Maoが登場!
Dai Shiではなく、あくまでJarrodとして接する姿がMasterっぽくてたまらない。
『ゲキレン』では理央とマスター・シャーフーとのこういう接し方がちょっと少なかったので、こういうのが何だか凄く嬉しい。
新しい道へ
そして二人は、新たな道へ向かう。
Caseyの道
Jungle Master MegazordとWolf Pride Megazordが並び立ったように、これからは四人でPower Rangers Jungle Fury! きっちりすっきり終わって、いかにもヒーローらしいENDで爽やか。