第19話「浦島かれんと亀ミルク!?」

 両親の帰国を喜ぶかれん。だがかれんは両親への手紙の返事が上手く書けず悩んでいた。そんなかれんにアドバイスするくるみだったが、二人はシビレッタの作り出したメルヘンワールドに引き込まれてしまう。

第一感想

 まさかと思うが、乙姫はシビレッタ!?
 今回のメルヘンワールドは以前と違って「和」風な『浦島太郎』だったが、竜宮城は勝手に浮上するわ、浦島太郎と亀=かれんとミルクを強制招待するわと、毎度の如く物語を無視してくれちゃっている。
 だがしかし、乙姫がシビレッタって……そんな朝から潤いの無いストーリーが許されると思っているのか(許されないのはオマエの頭だ)!?
 以下感想。

今週のエターナル

 もう毎週言ってるけど、アナコンディとシビレッタの会話は聞いてると胃が痛くなる……。館長の寵愛を受けるのはどちらか。今のアナコンディか昔のシビレッタか、みたいなちょっとドロドロしたものが見えてきて、ますますorz

届けられない想い

「医者になる」とやりたい事を見つけたかれん。しかし、伝えたい事はそれだけなのに、上手く言葉にして伝える事は難しい。
 どこぞの誰かの言葉で「若い奴にやりたい事なんかない。やりたい衝動があるだけだ」なんてあったが、かれんも「医者」と言う夢を、言葉にして具体的に表現できなかったのかも知れない。
 くるみはくるみで、自分の感じた事、周りの人間の事をただまとめもせず書き出してるだけだから、書いていた手紙は随分と量が多い事になっていたw
 でも、ある意味かれんにはこういうストレートさが足りない所があるので、二人一緒でちょうどいいように思う。かれんとくるみ=ミルクにはこまちやのぞみとはまた違ったつながりがあるので、それが活かされているのは観ていて嬉しい。

届けられた想い

 シビレッタのメルヘンワールドに分断されたプリキュア5。これまでもこのメルヘンワールドに分断されて苦しんだプリキュア5
 しかし強い想いを手紙に込め、シロップ達に送ってもらう事でついにメルヘンワールドへと突入する事に成功した。

強い想いがあれば、どんな所にも届けられる!」 

 と言う言葉は、第一期から続くのぞみ達の在り方そのものを表しているようでカタルシスに溢れてる。
 夢を見つけて、それがゴールなのではなく、むしろ何度も失敗続きで苦しい道のり。しかしその苦しみを乗り越える強い想いさえあれば、夢はきっと叶えられる。そんな強いメッセージを感じさせる。

その他

 気になった事を箇条書き。

  • お菓子を貪るのぞみ。ちょっとだけ手加減してあげてねwwww
  • 久々のミルク。声優さんの演技は神。
  • 亀ミルクwwww
  • 浦島かれんはお兄さん。性別を超越(笑)。
  • ババロア女王、初めて役に立ったー!
  • キュアモの携帯電話機能って、そういえばすっかり忘れられていたような?
  • シビレッタ、頭のキノコで、防御する。理由も無く大爆笑w

次回は

 次回の『プリキュア5 GoGo!』はお休み。そしてメインは秋元姉妹!