内山まもる『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟』

『てれびくん』で連載されていた内山まもる氏の外伝漫画が一冊にまとまって発売。
 それにしても、メロスやら脈絡の無い登場怪獣やら、『ウルトラギャラクシー』の偏った怪獣セレクトを観た後だと本当に「やりたい放題」やってる、と印象を受ける。

書き下ろし

 色々書き下ろし、修正部分もあって、連載分とはまた違った魅力がある。
 書き下ろし分は、セブンとヒカリとのキングジョー軍団との戦い。すべてのキングジョーを撃破した後、いきなり現れるキングジョーブラック!
 思いっきり、宣伝目的を感じざるを得ないセレクトなのは置いといて(苦笑)。
 セブンに「ステップショット戦法だ!」とか言われ、ミクロ化したヒカリ(アーブギア装着)をセブンが光線と一緒に飛ばして、巨大化させ破壊。すなわち、ヒカリ、ウルトラマン弾丸に(笑)。新入りとベテランの力関係を感じさせるエピソードだ(ヲイ)。