『Power Rangers Jungle Fury』感想その6「マスター登場その4〜Jellica, Sea Overlord」

 アメリカ版『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『Power Rangers Jungle Fury』感想その6。
 動物師匠登場編第四弾。今回登場する師匠は、海の拳魔ラゲクに相当するキャラクター、Jellica, Sea Overlord
 対応するエピソードは修行その15「ホワホワ!ママ業」修行その16「ジリジリ!臨獣殿、課外授業」
 以下感想。

ストーリー

 今回はまずストーリーから説明。
 ストーリーは前半、リベンジにやって来たCarden(ルーツ)をイエローが倒す。そしてカミーラがCarnisoar(カタ)達に役立たず扱いされ、立つ瀬無をなくしてRangersが働くピザ屋に変身能力を使って別人に代わりやって来ると言うある意味本編では考えられない展開に!
 メレ(と言うかカメレオン拳)の変身能力が活かされている部分だ。メレがこんな風に変身能力を使うのはありえないので、これは面白いところ。
 そしてイエローであるリリーがカミーラを敵だと知らずアドバイスした事から、カミーラがJellicaを復活させるのが後半となる。
 リリーとカミーラのつながりが生まれ、後半にそれがどうつながっていくかが興味深いポイントだ。

Jellica, Sea Overlord

 こちらはCarnisoar同様着ぐるみのキャラクター。しかしアメリカの規制の荒波にはさしものラゲクも折れるを得なかったようで、下乳部分が完全に隠されたデザインに変更されている。まぁ、使いまわし部分では見えていたりするのだが(苦笑)。
 しかし、シャーフーとの絡みが無くなったせいで、やはり性格の悪さだけが強調されているようにも感じるが……。
 だがその性格の悪さこそ、ダイ・シが戦って勝利した時のカタルシスにつながっていくので悪いものでもないのだが。
 そう言えば、フォースになってしまったマスターマオは一体どこに行ってしまったのか……。このまま出番が無かったら無かったらでどうにでもなりそうなのだが。代わりのRJもいるし(ヲイ)。

能力

 本編同様、体を液化させあらゆる攻撃を受け流す能力。しかし、今回ストーリーの都合で毒を打ち込む能力が省略されていたのが気になる。本編でも忘れられていた能力だったし、このまま忘れ去られていくのかも。

次回は

 シャッキー・チェンに相当するキャラクターMaster Finn登場!