#01「クロース・エンカウンター」

 西暦二〇五九年。移民船団マクロスフロンティアシェリルのライブ中、謎の宇宙生物の攻撃を受ける。逃げ遅れたランカを助けるため、アルトはVF-25を駆り宇宙生物に立ち向かう。

第一感想

マクロス』は『マクロス7』をちょっとかじった事のあるだけ。最初の感想は、「バルキリーアクエリオンっぽい」(コラ)。そんな薄弱な知識しか持ってないけれど、とりあえず『マクロスF』の感想スタート。

第一感想

第一話だけあって、キャラクター、市街、シェリルのライブ、アクションと何から何まで高いクオリティを発揮していて吃驚。これが噂の監督のこだわりか。
 その中にあって、たった一つ、ランカの声優さんの中島愛さんが異様に素人臭いのだけが気になったけど(オーディションで決めた人だったかな?)、娘娘のCMソングの所で、何かもう、色々どうでもよくなったと言うか全面肯定(笑)。
 いいよね、ああいう娘! でかるちゃー(ヲイ)!
 あと、『マクロスF』のコミカライズは『コンプエース』でもやっているのは忘れないで上げて下さい。何か最早、違う作品になっているような、それでいて凄くネタバレ風味というか、そんな感じなので。
 以下感想。

メインキャラクター三人

 思いっきり三角関係を描いたOPみたいに、三角関係となるメインキャラの三人が、それぞれ出会ったり出会わなかったりした第一話。

アルト

 アルト姫。歌舞伎の家に生まれた事、限りのある空を飛ぶ事など、現在の状況に閉塞感を感じていて、そこにいたくない、そこから飛び出したいと強く感じているキャラクター。別に「乙女座のセンチメンタリズム」とか「赤い糸」とか「愛」とか言い出す人ではない(声優ネタ)。
 ランカには、「妙な女」と言う評価に隠れて、素直にアルト自身を評価してくれた事に関する感謝と、それに対する自己肯定のきっかけを作った女。
 シェリルには、「プロ意識が高い」と言う評価だったが、会場からファンを置いて我先に逃げる姿にそれも下落し、「プロ」と言う言葉への反発を生む。

ランカ

 ……何か色々あったはずなのに、もう「にゃんにゃん」しか覚えていない(末期だ)。
 アルトには「綺麗な男」。
 シェリルにはアイドル「銀河の妖精」としての強いファン意識を抱いている。

シェリ

 ……じょ、女王様(違うよ)?
 高いプロ意識に比例して、逆にアマチュアへの態度はキツイ。しかしそれも、ライブでのアクシデントをカバーする強いプロへの責任の描写を見ると当然と思えるキャラクターだ。
 アルトにはバカだのアマチュアだの、責任を全うできない、その気も持たない彼への風当たりは強い。   
 逆にランカとは、一切会話が無いので現在何の関連性も無い。トップアイドルと一般人では当たり前なので、この二人に関してはすべてはこれから始まる事になる。

軍と民間軍事プロバイダー

 今回のシリーズで敵となる謎の宇宙生物。軍はこれを前に手も足も出ず、翻弄されていたが、対して民間軍事プロバイダー達は、この生物に対しての知識や訓練を受けている存在のようだ。
 軍と民間軍事プロバイダーの間での対立も、一つのメインになってきそうだ。

私の歌を聴けー!

 これって明らかに、バサラの「俺の歌を聴けー!」のパクリだよなぁ。時代的にもそんなに離れてないし、ある程度定着したフレーズになっているのだろうか。
 何と言うか、普通に女王様みたいになってたがw

次回は

 アルト、VF-25を駆って、宇宙生物と対決!