『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』第二十六話「桜の花の満開の下」
DVD『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』第九巻に収録されている、最後(?)の新作エピソード!
本編ではあまり描かれなかった公安部の面々の、意外な姿が明らかに。
以下ネタバレ感想。
ストーリー
とある契約者が持ち出したゲートからの流出物。一方は貸金庫に預けられ、一方は桜の木の下に埋められた。黒の今回の任務は、埋められた流出物を掘り出す事だった。だが、ちょうど黒が流出物を掘り返している頃、外事四課のメンバーである大塚が花見に来ていた事で事態は思わぬ方向に向かう事になり……!?
感想
最初は単なるギャグ色が強いエピソードかと思いや、何と黒の正体が未咲にバレるなど、実は重大なエピソードだった! しかし真の驚きは、実は銀がBLにハマりつつある、と言う事だろう……。銀、お前も女子かッ!?
「これだから春は……」
春。春と言えば桜に花粉症に、そして発情猫。猫、オス猫としての魅力に溢れすぎているのか、メスネコに追っかけられるという羨まし……いいかどうか判らない春を満喫中(笑)。
「契約者は花粉症になんかかからない」とは黒の談だが……眉唾ものだなぁ。
大塚、知られざる一面
外事四課でも影の薄かった女性キャラクター、それが大塚。しかしその裏では、漫研に所属し、二次創作をベースにネット上で小説を書いてそれなりにファンを獲得していると言う、ある意味本編ではやりようがない現在進行形の病気(あえてこっちで)が進行中だった。
ちょwwwなんでそれで公安にwwww
DARKER THAN BLACK -黒の変質者-
コートを脱いで仮面をつけたまま穴を掘り、その格好のままワイヤーで上に移動……。それなんて黒の変質者?
しかし「おいしそうな鎖骨」が丸見えと言う、その筋の人にはたまらない仕様になっております。
ゲスト契約者
今回のゲスト契約者は、ブリタと同じワープ型能力者。もちろん、ワープする時は全裸になる。しかし、中年の太鼓腹のおっさんなので、もちろん嬉しくはないw
対価が「隠し事ができなくなる」なので、ぽろぽろ秘密をこぼしてしまった事で、色々面倒になる事に。
銀、BLデビュー!
時系列が銀と凱達と出会った後のエピソード。どうやらキコは銀にたびたびBL関係の本を持っていき、銀をそっちの道に引き込もうとしているらしい。銀は目が見えないので、キコが小説を吹き込んでいるようだ。何とまぁ意外な一面を持っていると感心するが、好きな作品を布教しようとするヲタならば、それも納得(笑)。
その上、銀、暗記してるwwwww
余談ながら、銀に対する黄や猫の反応が何だかリアルで困る。
- 黄→ヤバい世界に入り込む前に友達づきあいをやめろ。
- 猫→せっかくできた友達なんだからちょっとぐらいいいだろう。
何と言うか、ひきこもりの娘や妹に対する家族の反応で、何だかイヤ……(笑)。もちろん黒は、銀の攻略対象。
正体バレ
何と今回のエピソードで、黒=李だと言う事が未咲にバレてしまう! 危うし黒!……と思ったら、ゲートからの流出物の効果のせいで記憶が消える事になって一安心。
しかし、まさかこれが、あのラストの未咲の言葉につながるのだとしたら……? うわぁ、複雑w
総評
そんなわけで、楽しめた第二十六話だった。第二期の放送嘆願書を送ると言うファンの行動も活発だが、果たして第二期はあるのだろうか。いずれ黒に聞いてみる日があるのかも知れない……。