涼風涼『アイドルマスター XENOGLOSSIA〜絆〜』

アイドルマスター XENOGLOSSIA 絆 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 涼風涼,矢立肇
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/11
- メディア: 文庫
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『アイマスXI』ノベライズをようやく購入。
以下感想。
アニメ本編のストーリーをなぞりながらも、大幅に改編されたストーリー。
その中心は、春香と千早とインベルの三角関係。むしろ、千早さんのインベルへの病みっぷりが文字化された事により、より彼女の病みっぷり、悲壮さ、哀れさなどがより強調された事になっています。
しかし、アニメ本編との最大の違いが千早の結末。インベルに拒絶された彼女が「もう死んでもいい」と捨て鉢になっていた所を守ったのがヌービアム。千早はヌービアムがいつも見守っていた事を知り、ヌービアムと共にアウリンへと向かうのでした。
ヌービアム、かっこいよ! さすがヌービアム。iDOL OF THE iDOLの称号は彼にこそふさわしい。
ヌービアムとは対極に位置する破廉恥思春期巨大ロボット・インベルはノベライズでも絶好調。春香の水着を録画を初め、春香の下着を見て目を輝かす、監視カメラをハックして春香を監視するなど、その変態っぷりにますます拍車がかかっていますwwwww
ちなみに、アニメ本編でインベルが春香に贈った花はマーガレット。その花言葉は『貞節』『誠実』『心に秘めた愛』。
…………この花言葉がインベルにふさわしいかどうか、相当悩みます(苦笑)。
サブキャラは、特に伊織の魅力が炸裂。
彼女の持ち前の根性が、春香を、インベルを、そして事態を動かしていく姿が爽快。