第12話「ヨーコさん、お願いがあります。」

　王都テッペリンへ向かう大グレン団。その途中にある海を越えるため、ダイグレンを水上仕様にする間、しばしの休息に海で遊ぶ事に。しかし海に出た大グレン団を、復讐に燃えるアディーネが狙っていた。

「露出ってのは高けりゃいいってもんじゃねえなぁ……」
　うむ、まさに至言（最悪だ）。

　今回はヨーコとニアのヒロイン対決。
　海と言ういつもとは違った場所で発揮されるニアのお嬢様っぷりと、敗北を続けるヨーコ。普段の落差が楽しいエピソード。
　水着対決。
　いつもよか肌色が少ない。裸取ったら鉄砲だけと言われるヨーコに対し、露出道の奥深さを身を持って知らしめたニアの勝利。まったく、露出は奥が深いぜ（死ネ）！
　その後もビーチバレー、スイカ（と言う名の謎の生物）割り、ビーチフラッグ、砂の城、潜水と、あらゆる対決で敗北し、その上ニアが持ってきたカニを事故で落としてしまい微妙なヨーコ。
　そのため、アディーネにニアが人質になった時、ヨーコがライフルを構えた時も、ニアを殺すのかとさえ思われてしまう。しかし実際にはヨーコはセイルーンの肩を狙ったのであり、ニアもヨーコの事を信じていた。ライフルの衝撃で吹っ飛んだ髪をヨーコに切りそろえてもらって、二人の間の距離も縮まっています。
　ニアの最大の武器は、シモンやニアのように他人の本質を見抜き「何となく」信じられるところにある。それが活かされたエピソードでした。

　今週の戦闘で四天王アディーネが戦死。水中用巨大要塞型ガンメン・ダイガンカイ、セイルーンと共に、水中と言う有利なフィールドを活かした水中戦は見ごたえ有り。しかし、水中をドリル（と言うかスクリュー？）で「掘り進む」グレンラガンはもはや反則。ラガンはいったいどこまでスペシャルだというのか……。
　カミナを吹っ切り、迷いの無いシモンが気合で導き出した姿なので、文句は一切無いのですが。何だかんだでシモンもしっかり気合の人間だなぁ。

　ダイガンカイの魚雷ガンメンの笑みが不敵すぎて笑ったwwwww