『獣拳戦隊ゲキレンジャー オリジナルアルバム 真激音盤其之三〜ネイネイホウホウ大活劇!〜』

獣拳戦隊ゲキレンジャー』オリジナルアルバム第三弾。
 タイトルからも分かるように、『電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦』に使用された音楽も収録されています。
 本編からはゲキバイオレット、ゲキチョッパー登場後使用された音楽が収録されています。そのため、キャストによるオリジナルドラマ、激談も電影版の内容をジャン達三人と理央、メレの五人が回想すると言う内容と、ゴウとケンが互いに互いの良い所を褒めあうと言う不気味な話になっています(笑)。特にゴウの「お前、すこぶる頭いいな」と言う言い方が逆にゴウの頭の悪さを見せつけてます(ヲイ)。
 でもジャン達トライアングルをはみ出し者系同士、保護者のような立場から支えてやろうとする二人はかっこいい大人。
 ジャン達は美希に言われ、夏休みにあった事を日記にして提出しろと言われた事が回想のキッカケに。元スケバンだった事が明らかになった後の話なので、日記を提出しないと大変な事になると理解しているトライアングルw
 メレが理央のマントをかけてもらった時の内容をうっとりとした声で思い出しているところなど、聞いていて何とも微笑ましい。

メレ「メレとめくるめく愛の修行を〜〜〜〜!」
理央「たまには……いいか」

 このやり取りに鼻血出すかと思ったッ。理央、いいのぉぉぉッ!!?




 ゲキバイオレット、ゲキチョッパーそれぞれの歌も収録。『紫激気!!ゲキバイオレット』の歌詞のかっこよさは異常と言えるほど。
 おまけに『Burning up!〜情熱を受け継いで〜』は、作詞・作曲・編曲を谷本貴義氏が、さらに歌を水木一郎氏と歌うデュエット曲! ひゃぁ、熱い、熱いよっ!
 また、主題歌がただのTVサイズではなく、ナレーション入りのものが収録!

ケモノの力を感じ、ケモノの心を感じる拳法――「獣拳」。
獣拳に、相対する二つの流派あり。
一つ、正義の獣拳「激獣拳ビーストアーツ」。
一つ、獣悪な獣拳「臨獣拳アクガタ」。
戦う宿命の拳士達は日々、高みを目指して、学び、変わる。

 ケイ・グランド氏によるこのナレーションが収録されているだけでも、聞く価値ありですよ。




 ところで、電影版に登場した銘観音が、巨大機械「生命体」と言う設定が明かされ普通に吃驚。あ、あれ生き物だったの!?