『獣拳戦隊ゲキレンジャー』修行その37「ギャンギャン!お見合い問答無用」

 Aパートをほとんど見逃してしまった為、話がほとんど分からない……orz
 とりあえず、「ランのお見合い」と「幻獣拳士メレ誕生」の二つがストーリーの柱になった、と観た分だけで推測しておきます。しかし、wikiなんかを観てみるとまぁずいぶんと魅力的な設定が……。嗚呼、生で聞きたかったぁ……!
 嘆きはさておいて。




 ドキッ! 男だらけのゲキレンジャー になるのを防ぐべく(BBAで自己ツッコミしているには吹いたwwww)ランのお見合いを潰すために男達が大奮闘。されど考えて見ると、相手にするには色々な意味で不安な面々なのでした。
 その中でも特にジャン。彼は子どもが生まれたら育児とかするんだろうか。野生の虎って、確か雄は育児に参加しないじゃなかったかしらとうろ覚えの知識で言ってみる。
 どちらかと言うと猫よりな(虎もネコ科ですが)性格なので、育児にも参加したりするのかもしれません。
 そういえば「虎の子」には、文字通りの「虎の子ども」と言う意味と、虎が非常に手厚く子育てをする事から転じて、非常に大切なものを指す意味があるのだそうです。 
 幻獣拳編ではジャンの両親や、森で育った経緯なども語られるのは確実なので、何だか意味深だなと思ったり。




 ランの母親の言う所の、
正義だ世界だ大それた事言ってないでお見合いして結婚しろ
って凄く現実味のある言葉で観ていて非常に身につまされました。
 どれだけ「好きな事をやれ。自分の夢を持て」など言っていても、地元の信用金庫の求人案内を送ってくるのが親と言うもの(ヲイ)。
「身の丈にあった事をやればいい」と言うのは、親としては、そして子どもとしては受け入れるべき確かな現実です。
 しかし、そんな「身の丈」を飛び越える人物を見てしまったなら話は別。一度でも
「この人凄い」「この人素敵」
と思ってしまったならば、自分の身の丈を飛び越えるため、それまでの自分を打ち捨てるのも辞さない。
 そんな人物が、かつて陸上競技をやっていたランの見た「素敵なネコさん」=マスター・シャーフーなんでしょう。
 色々な所で元凶だのなんだの言われてますが(因果論は結局「宇宙が存在することが悪い」事になるので意味が無い)こうやって若者を大きく飛翔させるきっかけもしっかり作っている人物なのです。
 しかし、マスター・シャーフー、一体何をしたんだろう(笑)。さすが青年時代はモテモテだった事はあるwwwww
 ランの母親・伶子を演じるのが美保純さん。『ウルトラマンメビウス』で「無敵のママ」演じ、両特撮作品でママを演じた事になりますね。




 一方、幻獣拳はその強さを見せつけ、なおかつメレがフェニックス拳=鳳凰の力を手に入れてパワーアップ! 
 黄金をメインに配色した獣人態は、メレ時代のあくまで一リンリンシーだった時とは違い、まさに幹部の風格ですね。
 天下を治める者=聖天子の出現を待って世に現れる、と言う鳳凰の伝説とある意味そのままなメレ(聖天子=理央とすると)。と言うより、これを基にしてメレの幹部としての姿を新調したんでしょう。鳳は雄、凰は雌を指すなど、男女がペアになっているのも面白いところ。
 されど、幻気を手にしたメレの胃袋の中で、バエは生きていけるんでしょうか……(苦笑)。




 次回はレツの偽者登場。しかも演じるのはレツ演じる高木万平氏の双子の兄弟、高木心平氏! まったくスタッフさん達も確信犯だなぁ! 楽しみです。