『ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-』第3話「覚醒 -集いし翼-」

 暴走するスピリタスを止めるため、ドラゴンに姿を変えるトア。しかしISDAにとっては両者とも暴走するドラゴンでしかない。両者を確保するため、ドラゴノーツ達が真の姿を現す。




 ISDAドラゴノーツのドラゴン姿が連続登場。
 スピリタス、トア、ハウリングスター、マキナ、アマデウス、そしてギオと全六体ものドラゴンが空を舞う姿はまさにサブタイの集いし翼に偽り無し。
 ハウリングスターの「変身ッ!」には笑いましたが、ハウリンスター達ISDA所属のドラゴン達は、基本的に人間が搭乗して動かす形式。
 アバン「19年前」の回想で搭乗する海底のドラゴンやトア=アルブムがヘイゼルが言った「オリジナル」であるなら、ISDAにあったドラゴンはコピー、もしくは量産型のような存在になるのでしょうか。それ故に人間が搭乗して操縦するのか、そもそもドラゴンとは人間が操縦するものなのか。
 ともかく、オリジナルが三体と言うのは、ジンの飛行機事故の際落ちてきた隕石の事でしょう。この一つがトアだとしたら……。何かこう、ジンの性格から考えてどろどろしそう(笑)。




 主人公とその親友であるにも関わらず、扱いが散々な感があるジンとカズキ。
 片や絶滅した少女漫画のヒロインのような思考をしているし、片や自分のドラゴンであったギオに袖にされ、親友に取られたような形になって膝をつく……。男の子に厳しいアニメwwwww
「一人じゃない」と言ったトアが、ジンの側から離れギオと行ってしまった事に「嘘つき……」と避難するジン。しかしそう避難する前に、彼はドラゴンの姿のトアを助けたかったにも関わらず、怯えてしまったという言い訳できない過失がある。
 カズキは、自分のためのドラゴン・ギオがカズキのためではなく「トアを守るために生まれた」と言い放ってカズキの側から離れてしまう。
 親友・ドラゴンと、他者を結ぶ関係性の復帰、と言うのが物語を貫く一つのテーマになっているならば、次回以降はジンとトア。ジンとカズキ。両者とギオの関係性の回復など、様々なその姿が観られそうです。