『獣拳戦隊ゲキレンジャー』修行その26「モヘモヘ!お悩み相談」
ゴウと修行するジャン達三人。しかしジャンが突然「モヘモヘ」を感じてどこかへ走り去ってしまう。その頃理央は、会得した怒臨気がマクに通じるのか悩んでいた……。
久しぶりの『ゲキレン』は脳に沁みるなァ……(重症)!
まさに今回は「お悩み相談」と言ったところで、ジャン、ゴウ、そして理央がお悩み相談として森の中のゴリー相談所にやってくると言う実にシュールな展開に。
ゴリー、あなた、本業(作家)はどうした……! まぁ、合ってるけど! まさに先生だけど!
大友龍三郎さんのセクシーボイスで診断された日には、むしろそっちにやられちゃうね(黙れ)!
そして、ナースコスまでやってるミシェル・ペングはスクラッチ、スウェーデン支社長。着ぐるみの上からコスプレをするという発想に脱帽。
でも終始無視され気味w
ジャン、ラン、レツはこれまでの戦いからトライアングルとして完成している。そんな中に、自分が割り込んで和を乱す事を恐れ、トライアングルの盾となり一人で戦う事を決めるゴウ。
無駄に共感してしまい、ちょっと泣く。
一から何かを構成していくより、完成しているところに自分が入っていく、と言う事が圧倒的に多い。
そこに入り込んで高い完成度の調和を壊すくらいなら、最初から関わらない方がいい。関わらざるを得ないなら、一歩引いた場所にいた方がずっといい。物事はまさに計算通りにいかないから。
普通、そう考える。
その方が迷惑かからないし、何より変化が無くてもやっていける。
しかしジャンは違う。
その本能でゴウが一人で戦う事を感じ取って、どうすれば四人で一緒に戦う事ができるのか悩み、ゴリー・イェンに相談し、そして決まったのが並び位置!
しかしこれが新たなゲキレンジャーの絆の形、とか思えずに、咄嗟に「ジャン、深見兄弟を両手に花!?」とか思ってしまった自分を赦してください。
これまでトライアングルでやってきたにも関わらず、トライアングルに拘泥せず、四人で新たなステージへと登る事を恐れないジャンに嫉妬と共に感動。
いや、単純に並びを考えていただけだったんでしょうが。
ゲキファイヤーに加え、ゴウが単独でゲキタイガー、ゲキジャガーを呼び出してゲキトージャウルフを呼び出す! いきなり一人で!? と思いきや、ゴウの能力(紫激気)やキャラ設定(人と同じ事するのが苦手)。ジャンやレツとの関係を考えると、結構納得できる展開だったり。
ちゃんとゲキビーストも紫色から赤、青に変色してたし。
殊勝なのかそうでないのか、ゴリー・イェンの下を訪れる理央。彼の問いは、偶発的に身につけた怒臨気がマクに通じるかどうか。
しかし、ゴリーは理央の強さはマクに及ばないと断言する。マクの強さはもはや神に匹敵するほどであると。
そして理央は、マクを倒す強さを身につけるため、神が住むという伝説の獣拳の聖地「獣源郷」へ。そしてそこは、かつてジャンが暮していた森だった……!
「神」と言うキーワードで、理央とジャンがつながり始めました。
まさか本気で登場するの? 神様!? ロンはそっち関係なのかな?
理央が出に入れるべきは、力ではなく、自身の力を十二分に活用するための心と技であるべきなんだけど、自分が手に入れるのは「力」のみ、と断ずる理央にはゴリー・イェンの声は届かない。
そういう意味で、理央は自分ではじき出したたった一つの回答しか見る事が出来ない、視野の狭い子どもだなぁ。
アクションも、トライングル対ゲキバイオレット。臨機兵が強化されて復活(並んでる姿が兵馬俑!?)。ゲキセイバーの柔軟性を活かしてゲキバイオレットをジャンプさせるなど、面白いものになってました。
次回は何とバエとゴウ?!