高山瑞穂『機動戦士ガンダムALIVE 01・02』
『SEED DESTINY』のコミカライズではシンを立派に主人公にした事で脚光を浴びた高山瑞穂が漫画を、シナリオ後世を皆川ゆかが担当する豪華なコンビで送るガンダム漫画。
現代東京に次元を超えてMSが現れる、と言う作品。しかもすべてのシリーズからありとあらゆるガンダムが登場!
ヒロインとのその兄が乗るガンダムとZガンダムを追う敵は、何とガンダムX! ビットモビルスーツや、サテライトキャノンといったガジェットが敵に回るとこんなにも恐ろしい事に!
作品内でもコロニー落しの元凶として地球に壊滅的打撃を与えたガンダムXが敵に回ると、実にかっこいい。
『ガンダム』と『ガンダムX』は作品設定的に戦中、戦後を対比させた作品と言う事で、そこらへんも狙ってるんでしょうか。
サテライトキャノンが破壊され、ディバイダーも登場するところも巧い。おそらく、最終的にはDXが登場するはずwww
さらには鎧と刀を装備した武者Zガンダムが。
おまけに次元を超えて『SEED』から初期GAT-Xシリーズの五機が総登場! ストライクがソードストライカー装備と、五機の中で装備が被らないように設定されてます。
ガンダム以外にもザクやズゴック、はたまたドワッジに率いられたドムなど、微妙なツボをついたセレクトが美味しい。
キャラクターも色々登場しますが、主人公の時夫が実に少年漫画の主人公やってて好印象。
一番気になるのがZガンダムに乗る西御門。彼のビジュアルが異様にイザークにそっくりなのですが……。若干ヘタレで報われないっぽいところもそっくり(笑)。
ところでヒロインのアイコのフルネームはアイコ・アンナ・プルナ。このプルナって、もしかしてプルツー(=プル2)みたく、プル7の意味?