第4話「大黒市黒客クラブ」

 転校してきた勇子。しかしダイチ率いる大黒市黒客クラブの標的にされてしまう。



 勇子=イサコ対大黒市黒客クラブ。イサコ対フミエの、息詰まる電脳戦に感嘆する事しきり。観ていて心躍った映像でした。あぁ、スクリーンで観たい(笑)!
 タチは悪いながらもあくまで小学生レベルの「大黒市黒客クラブ」と個人の技術でイサコと渡り合うフミエと比較させる事で、イサコの他とは一線を画した能力が一層強調された形に。
 それにしても、机と椅子を積み上げた屋上のイサコは、まさに「女王様」の風格でした。



 これまでただの気弱な主人公だったヤサコも、転校の理由は穏やかならない。「いじめ」関連で転校し、今回の学校では心機一転、と言う事ですが。
 ヤサコの暗い過去、イサコの能力や自身の秘密。そして彼女から手に入れた情報の中の「ミチコ」とは? とより今後が楽しみになりました。



 今回の白眉は、やはりメガネって言う高度な電脳アイテムを手に入れた小学生達の描写。
 手作業でしか消えないバナーを送りつけたり、職員室のサーバーに偽装とタチの悪さの一方で、クラブ内部での力関係や「お年玉二年分……。」などの微笑ましさの対照的な部分は素晴らしかった。



 それにつけても、ペットマトン達の可愛らしさよ。オヤジは元より、モジョの五番が……! お約束だけど、これは萌える。
 あと四年生も(ヲイ)。