『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』CODE 6「河口湖事件Ⅲ-アリス・ザ・スピード-」(月刊『コンプティーク』VOL.015)

 怒りのままに異形のナイトメアを起動させるナナリーだったが、しかしそのコントロールに成功する。その頃、ナナリーを助けるため、アリスはギアスを使用し、トンネルを抜ける。
 だがその裏で、ゼロの陰謀が進んでいた……。



 河口湖事件も、一応の収束へと向かった今回。
 ナナリーの意識に現れたルルーシュにより、ナナリーが異形のナイトメア=マークネモのコントロールに一応成功を見ました。今までゼロになった生存していた(?)ルルーシュですが、C.C.の力により干渉してきたようです。
 ネモはナナリーの怒り=「負の感情」そのものですが、それも自分の一部と考えてとらえればその制御を奪取できるみたいです。
 


 一方、ナナリーを助けるため、屈指の男前さを見せるアリスがナイトメアでトンネルを突破! 彼女のギアスは、加重力で相対的に超高速を得る「ザ・スピード」。
 どんどんギアスがトンデモ能力になっているのですが、だったらザ・パワーなんかはどんな理屈なのか、今後の解説が待たれるところです。
 


 ヘリポートに出たマークネモと遭遇したアリスは、マークネモがナナリーを殺害したと思い込み戦闘開始。
 ネモはネモで「目の前の暴力(ナイトメアフレーム)を日本・帝国関係無しに無力化する」と言う騎士の倫理で動くため、当然逃げも加減も無し。
 本編同様、何も知らない親友同士が戦いあうと言う構図の完成です。



 そして全てを持っていったのが、ゼロによる黒の騎士団デビュー宣言!
 そも日本解放戦線の草壁達に資金と情報を提供したのはゼロであり、彼らを利用して最高のデビューを演出するのが目論みでした。
 本編以上にカオスなのが、メンバー全員がバイザーではなくゼロと同じ仮面で顔を隠している事でしょうか。
 確かに顔は分かりませんが、あの仮面がずらっと整列しているところを想像すると画面的にイヤ過ぎるwww
 しかもそれを強調するようにアオリは、

全力でジャスティス! 黒の騎士団デビュー!!

 もう、何てコメントしろと(笑)。



 さて、ゼロが登場すればかかせないのがオレンジ。
 今月も生存し、よたよたトンネルを頑張って歩いてました。
 そんな彼の今月の素敵セリフは

「なんだ?」「なんだなんだ」「なんなんだ!!」

 ちょ、オレンジ「なんだ」言い過ぎwww