池端亮『BLOOD+(4) ナンクルナイサ』

BLOOD+〈04〉ナンクルナイサ (角川スニーカー文庫)

BLOOD+〈04〉ナンクルナイサ (角川スニーカー文庫)

 読書マラソン3・三十三冊目。
 角川スニーカー文庫版『BLOOD+』ノベライズ、ここに完結!
 以下感想。
 最終章となるニューヨーク編から沖縄までのノベライズ。
 アニメでの語られていた部分をあえて削り、小夜への愛を貫いたソロモンの死、ネイサンの死後が明らかになっていない事でさらに物語に深みが増しています。
 やはり、カイとハジの小夜への愛がこの物語の全てだなーとしみじみ感じました。
 そして、何やら新作への動きもあるような無いような状況らしいです。うーむ、楽しみのようなそうでないような。
 アニメ監督の解説も載っていましたが、やっぱりこの人、ハジをいじめすぎたとちゃんと感じてたんだ(笑)。本人、腹に穴空いてばっかりだったしなぁ。
 ディーヴァの産んだ二人の子ども達の名前を明らかになったノベライズ。
 実にらしい名前で、ニヤリとさせられました。