『ガン×ソード』ep.ⅩⅩⅣ「夢の終わり」

 十字島はテラフォーミングマシンとして浮上し、制御システムとしてのバースデイにカギ爪が乗り込む。
 しかしそれを、ファサリナを下したレイが阻む。
 レイの撃った銃弾はカギ爪の命を奪う事はできなかったが、彼の夢を奪う。そして、レイは最愛の妻と再会する……。

 な、泣けた……!
 カギ爪の命ではなく、カギ爪が命よりも大切にする夢を奪った事でその復讐を成し遂げたレイ。オリジナルのヨロイに使われている光学兵器の技術は、レイの妻シノのものだった。協力しなかったからとその命を奪われたシノ。
 彼女が死んだ悲しみにレイは耐えられず復讐に走り、ジョシュアのようにそれを受け止める事が出来なかった。
 しかしそれでも、最後は仲間とも言えない同行者達との触れ合いで、少しずつ変わっていった彼は最愛の妻と再会できた。



 ダリアとレイとの燃える銃撃戦や、ここで復讐なるか!? と言うタイミングでのサウダーデの帰還。
 エルドラとプリシラ達のトークなど、どのキャラクターの存在も忘れない見事な脚本でした。



 一番受けたのが、カギ爪スタッフの「だから防壁を下ろしておけば!」。
 あったのかよ、防壁(笑)!?



 次回は「バカがヨロイでやってくる」!