『ガン×ソード』ep.ⅩⅩ「ワンダフル・ユニバース」

 カロッサ、メリッサの持っていた端末機。
 カギ爪の男の使用していた思われる通信基地から得た地図から、カギ爪が大陸中央にいる事が判明する。ホバーベースにやって来たミハエル、ファサリナの口からついにカギ爪の男の目的が語られる。

 いよいよ明らかになったカギ爪の男の目的。
 それは自らを原子分解し、すべての人類と無意識下レベルで同一化し、その本能にセーブをかける事。
 そのための触媒として必要だったのが、ハエッタの花だった。
 これまでの伏線の収束とカギ爪の狂いっぷりに相応しい、スケールの大きい話でした。
 でも、カギ爪の演説で「こんにちは」発言とか見てる分には、何となく手伝ってあげたい気分にさせられちゃうのはなんでだろう。



 いよいよ最終話に向けてストーリーが展開されていくその嚆矢となるエピソードだけに、各キャラクターに色々動きがありました。
 レイの視力が危うくなり、プリシラがヴァンのカギ爪を追う理由を知ったりと。
 しかし一番衝撃的だったのがミハエルの脱童貞
 大人になりやがったこの野郎(笑)! しかもその直後に自信満々になってホバーベースにやってきたり、ちょっと分かりやすすぎるよ!