『武装錬金』最終話「ピリオド」

 希望と絶望。カズキとヴィクター。そして斗貴子さんとの再会を果たし、ラストでついにカズキ対パピヨン
「人間」カズキと「脱人間果たしたホムンクルスパピヨン
 以前にパピヨンが言ったように、彼自身は「蝶サイコー」な自分、とは言い難いのかも知れませんが、それでもこの世界で唯一無二の存在となった姿でパピヨンの前に立つ姿に燃えた。
 そしてそのカズキとパピヨンとの決着も、斗貴子さんのバルキリースカートの刃が決定打となって勝負有り。
「一人」と「二人」の差。
 ヴィクター、パピヨンと提示された力の差。
 殺す事ができても、それでも、パピヨンホムンクルスと言うくびきから解き放ち、蝶人パピヨンとして新たな人生を示した事がカズキの力。



 そして、エピローグ。
「もっと愛を込めて!」アニメで聞けてほんとよかったー! 
「ピリオド」のセリフが漫画のようにふき出しで。毒島のマスク外しのインパクトときたらッ!
「ホシアカリ」でラスト。斗貴子さんの笑顔と「ありがとう。心から」はもはや犯罪。
 


 アニメ化するには難しい作品で、事実大きな改変もあってややもしてやきもきする事もありましたが、見事に「アニメ」の世界に『武装錬金』を落とし込んでまとめてくれました。
 ありがとう、アニメスタッフさん! まさに心からでした。