『武装錬金』第21話「GONE INTO FLAME」

 カズキ対ブラボーの決着がついた所に火渡登場!
 ブレイズ・オブ・グローリー! 5100度の炎! ああっ頭悪っ! でもそこがイイ!


 ブラボー、火渡、千歳の三人が所属した照星部隊、最初で最後の失敗。
 ホムンクルスも取り逃がし、事故に見せかけ隠蔽した事件でたった一人助かったのは幼き日の斗貴子さん。
 ヴィクター化しながらも最後まで諦めず戦い抜き、ついにブラボーを超えたカズキ。
 過去の希望と未来の希望、己の部下である剛太を守るため、シルバースキンを展開するブラボーの姿はもはや失禁ものの格好良さ。
 

 ブチキレカズキと火炎同化で炎人間な火渡を制したのは、何と二つのシルバースキン! そして地中から現れる男爵様の腕と大戦士長!
 原作以上の豪快さと大雑把さで、カズキも火渡もぽーんと放り投げ笑って撲殺制裁!
 いやもう……素晴らしいっ。


 ただ単なる嫌な奴的な扱いだった火渡も、実はブラボーと同じ心の傷を抱えて生きている、複雑さも垣間見える深みは、原作譲り。

 
 原作の改変が魅力的だった中で、一番凄かったのはディープ・ブレッシング!
 原作では見開きでヴィクターにやられるだけの役回りだけだったのが、魚雷発射→三つで一つの武装錬金→空中で艦首ドリル付き飛行戦艦と言う誰もが予想しなかった流れに大爆笑。
 しかも悔しがる所は、敗北した事じゃなくて残り四つのフォーメーションを公開できなかった事かよwwwww


 原作改変が多かった再殺編でしたが、今回は理屈抜きで楽しい改変でした。特にディープ・ブレッシングと「艦長!」ネタはスタッフさんの誰が言い出したのか知りませんが、考えた人は相当神がかってるwww
 

 次回は無敵の男爵様、登場!