『キャラクターソングアルバム BOYS』

TVアニメ「おねがいマイメロディ」キャラクターソングボーイズアルバム

『おねがいマイメロディ』シリーズに登場する男性陣が揃ったアルバムです。
　いやもう、皆プロフェッショナルとしてガチで勝負しています。正直、もっともっと普及させるべきだと思います。面白すぎる！
　以下無駄に長い各曲感想。

• 1:ヒイラギノオトウト（柊潤）

　潤の歌です。
　五十畑さんはいい仕事をしてらっしゃる。潤の口真似ギターが上手すぎる。まさに現実に本人が歌っているような阿呆さ加減が素晴らしい（褒め言葉）。

• 2:負け犬サンバ（バク）

　聞けば聞くほど涙が出てくるバクの歌。
　クロミ様の携帯電話代をまかなうために魚肉ソーセージを減らす、そんなバクが愛しい。

• 3:恋の手ほどき

　フラットくんが恋のダンディージェントルメン状態で歌う一曲。
　マリーランドに住んでいるはずなのに、ひたすらパリのネタを連呼するフラットくんって一体。

• 4:1.2.3でFALLING LOVE（王様）

　王様、ほんとにお気楽。

王様だって楽じゃない
あれもしてこれもして
大変だぞ〜

と歌っていて、そうか、王様ってあんな馬鹿王のように見えても色々あるんだなぁ、と感心していたら、

王様だって楽じゃない
テレビ観て　ゴルフして
大変だぞ〜

なんて歌って吹いた。王様ァァァァッ！！！

• 5:キャンディーをください（ドリアン大臣）

　哀愁のドリアン大臣の歌。
　アメコミヒーローのようなかっこいいメロディラインにやたら美声なドリアン大臣の歌声が響き渡る！

「キャンディーをください！」

　どっと涙がこぼれた。
　オマケに

バラ風呂で磨いた
カラダを見せてやろう

サングラスで隠した
力を見せてやろう

このままだと私は
グレてしまいそうだ

など歌詞が妙にクオリティ高し！
　しかし一番のジョーカー的存在は、ゲスト出演してくれるマイメロママ！　相変わらずキッツイ一言を投げかけてくれました（笑）。

• 6:男はロマン（バク父）

　バク父さん、今日もお気楽。
　何だかんだ言ってバク母さんにはベタ惚れで、こんな気風のいい人が父親なのはある意味で幸福なのかも知れません。
　そしてこの歌の一番の魅力は、こんな風に思わせてくれる事でしょうか。

• 7:シロヤマワルツ（白山十三）

『マイメロ』音楽スタッフ、以前からやりたいとは言っていたものの、本気で白山のキャラソン作りやがったッ！
　さすが『マイメロ』音楽スタッフ、そこに痺れる憧れるゥッ！
　将来的に、マイメロと一緒に生活する気一杯の白山に狂気すら覚える。

• 8:「・・キミが好きだよ」（小暮駆）

　予告の段階でファンを騒然とさせた、駆のラブソングだッ！
　それも安易に愛を語るのではなく、夏から秋、冬から春へと移り往く季節の中で成長していく彼女を思う、駆の一途で純粋な想いと、自分への焦りが一体となったまさに思春期のラブソングなのです！
　あまりの興奮に鼻血が出そうになりました。
　本編で登場したら、気絶するかもしれない。

• 9:Flay away〜夜のオブジェにしたくない〜（柊恵一）

　クオリティの高さは他の追随を許さず、ある意味異質な柊らしい一曲です。
　置鮎さんは、ほんとに歌上手い。
　しかもこちらもラブソング。駆のそれが良くも悪くも自分一人の中で完結しているのに対し、相手に対して訴えかける怪しい魅力のある一曲。
　やはり歌か！？　歌なのですか柊ー！？

• 10:夢見るチカラ（TVサイズ）（マリーランドのなかまたち）

　こちらのマリーランドのなかまたちは、さらにハリネズミくん、バコちゃんも追加されてより豪華に。
　みんなノリノリで歌ってます。
　ピアノちゃんとバコちゃんはポジションかぶってますが、それでも決してかぶらない所が凄いです。