三田誠『レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い(上)』

レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い (上) (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い (上) (角川スニーカー文庫)

 読書マラソン3・六冊目。
 以下感想。
 発売日が一月遅れてお目見えの『レンタルマギカ』初の上下巻。
 今回は、明らかになるみかんの実家。個人の自由意思などお構いなしに、魔法と言う体系のための歯車となる冷徹な世界。 そこで戦ういつき達が、葛城家の陰謀に巻き込まれます。
 裏で糸を引くオピオンの存在が段々大きくなってきます。
 そして「才能」だの「自由意志」だのと言う問題が出たらならば、彼なくして話は進まない! 石動圭の再登場だ!
 今回の話で、才能と魔法使いと言うくびきから逃れる事はできるのか。それとも受け止めてやはり魔法使いを続けていくのか。