藤沢真行・松本久志・津島直人『魔弾戦記リュウケンドー マガジンZアンソロジー』

魔弾戦記リュウケンドー アンソロジー 特別限定版 (プレミアムKC)

魔弾戦記リュウケンドー アンソロジー 特別限定版 (プレミアムKC)

いつもいつも日曜日に放送を見逃すのも悔しいので、アンソロ感想を。
魔弾戦記リュウケンドー』アンソロジーがついに一冊になりました。
 運よく特別限定版を購入できたので、リュウケンドーミクロマンバージョンを手に入れられました。ちょっと手甲が外れやすいのが難点ですが、がしがし動かせて楽しいです。
 しかしこのフィギュア、胴体の部分がちょっと丸くなっていて……。本編の肥満体型のリュウケンドーを連想して笑いました。
 以下ネタバレ感想なので。

  • 藤沢真行版

 一番書下ろしが多いです。
 剣二がリュウケンドーに変身→慢心からジャークムーンに敗退→ゴッドリュウケンドーとして復活と、テンポよくストーリーが進んでいきます。最初の巫女さんがまさかの小町さんというサプライズも。
 アクションで魅せる、勢いのいいシリーズです。

 細かい修正が多くて、あの笑えるストーリーがさらに可笑しなものになってます。
不整脈が怖くて魔弾斬りができない!」は何度読んでも笑いが止まりません。

 こちらも、細かい修正でより面白いストーリーに。
 アンソロジー全体として見ると、ラストエピソードがゴウリュウガンメインである事にニヤリ。このアンソロジーのクオリティの出来も、一万倍強くなった感じですね!


 クリエイター全員が『リュウケンドー』と言う作品を愛している事が伝わってきて、実によかった一冊。次も出版されると嬉しいなぁ。